k-18

文字数 1,134文字

 目覚めは良かった。

 寝具を購入したのは正解で、かなり快適な睡眠をとることができた。

 朝の日課である鶏の世話に加え、俺は小屋の裏に木材で作成した弓の的を立て、弓の訓練をすることにした。

 また、毒草を食べることで、毒耐性が身につくことも解ったので、ダメージを負うことで体が強化されるのではないかと推論を立てることもできた。

 俺は、ポーションを片手に、スライムを探す。スライムを見つけた俺は、ひたすら殴られ続け、クラっときたらポーションを飲むという、端から見ると、変人にしか見えないような作業を続けてみた。

 すると、


『個体名:奥田圭吾は物理衝撃耐性Lv1を取得しました』


 この作業は体力的にも精神的にもかなりキツイものがある。好んでやりたいと思うものではない。俺は、スライムを剣で倒した。

 その後、暫く採集のため、森の方へ歩いていたら、全長1.5メートルくらいのデカイコウモリモンスターが出てきた。

 鑑定してみると【コウモリ】とだけ出た。

 そのコウモリ型モンスターは結構素早く、しかも剣の届かない絶妙な位置にいて、たまに降りてきて噛みつき攻撃をしてきた。

 とりあえず、盾で防いでいるが、吸血攻撃っぽいので、結構危ないかもしれない。俺は、弓を構え、体の中心目掛けて撃つ。


 ビシュ!


 体には命中しなかったが、羽に命中し、高度が下がった。俺はそこを見逃さず、剣に持ち替え、バッシュを叩き込む。コウモリの頭をかち割った。


『個体名:奥田圭吾は、Lv4から5になりました。体力10→11、魔力4→5、気力6→7、力11→12、知能69→70、器用さ13→14、素早さ12→13。バッシュLv2を取得しました』
 

 俺は、コウモリを再度、鑑定してみた。


【ジャイアントバット:ランカスタ地方全域に出現するコウモリ型モンスター。毒、体力吸収攻撃あり】


 ジャイアントバットをその場で解体し、羽、牙、毒袋、魔核を取得。

 そろそろ昼飯時なので、ここで切り上げ、採集した植物とスライムやジャイアントバットの素材を小屋に持ち帰ることにした。

 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 みなさんこんにちは! ここまでお読みいただきありがとうございます。

 ということで、モンスターにわざと殴られて、物理攻撃耐性やら盾スキルの熟練度を上げるケイゴでした。

 確かこの描写は、プレステ3のスカイリムというRPGで実際にやってた記憶があって書いたんだと思います。

 ゲームではスライムじゃなくてスケルトンでしたが……。(これもリアルに目の前にスケルトンいたとしたら、絶対やらないやつ)

(作者のモチベになりますので本作が気に入ったら、☆、お気に入り登録、応援コメントよろしくお願いします
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み