k-40

文字数 1,511文字

 14:00
 燻製とエールでほっこりした俺たちは、マーマンの解体とゴブリン討伐の報告に町へ出かけることにした。

 アッシュをどうするかについては、一匹でここにおいておくのは可哀想なので、連れて行くことにした。

 今のところ、『飼い犬』で通じるだろう。

 町への道中は特に何もなく、アッシュについては、何も言われなかった。

 荷台でゴロゴロしながら、骨をかじってるアッシュは、どこからどう見ても子犬にしか見えなかった。町に着いた俺とマルゴは大通で別れた。



 さて、まずは解体屋だ。

 解体屋を訪れた俺は、荷台のマーマンを託した。

 解体料は、銅貨五枚で素材の売値から引くとのこと。冒険者ギルドは、マーマンの解体が終わってからだな。

 マーマンは牙、爪、尾びれ、、鱗、肉、魔核に解体された。

 俺はその一つ一つの素材を鑑定してみたところ、【マーマンの鱗:水属性の魔力を有し、水属性付与の材料となる】、【マーマンの肉:そこそこ美味い、状態毒】と出たので、鱗を貰うことにする。

 肉は食べられないとジェスチャーしておく。尾びれは討伐の証拠になるので回収した。残りは売却である。

 売却価格はしめて金貨7枚、銀貨8枚だった。



 続いて併設された、冒険者ギルドに行く。

 依頼掲示板から、マーマンとゴブリンの記載を探し、依頼表があったので、はがしてダンのところへもっていく。

 ダンのいるカウンターに依頼表と、ゴブリンの耳とマーマンの尾びれをおいた。

 結果として今回の討伐でギルドポイントは127ポイントになった。

 俺は、ダンからアッシュウルフ、マーマン、ゴブリンの討伐報酬である金貨11枚、銀貨4枚をうけとった。

 アッシュウルフ分はジュノとサラサとで分配した金額になっている。今回はギルドの方で預かってもらっていた。

 アッシュが気になったのかダンは足元でうろちょろするアッシュに干し肉でかまいだした。

 アッシュは肉ほしさにダンにお手をしていたよ。

「ほら、いくぞアッシュ!」

 俺は、冒険者ギルドを後にし、帰路についたのだった。

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 みなさんこんにちは! いつもお読みいただきありがとうございます。

 新たな素材を手に入れたケイゴでした。

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