k-14

文字数 1,112文字

 改めて、俺が倒した狼を鑑定してみる。


【ブルーウルフ:ランカスタ地方全域に生息する狼の魔物】


 つまり、ここはランカスタ地方という地名だということになる。

 俺は、ブルーウルフを落とし穴から出して、落とし穴を木の枝や葉っぱ、土をかけて修復。

 ゴブリンのドロップ品であるダガーを使って、ブルーウルフの解体に取り掛かったがかなりヘタクソな結果となった。

 鶏や鹿の血抜きや解体はしたことがあるが、狼なんて初めてだからな。今度町で誰かにモンスターの解体の方法を教えてもらおう。
 
 皮と肉、牙や爪それぞれに分けて解体した。あとはブルーウルフの魔核がとれた。皮も鹿でやるのと同じような方法でなめしてみた。

 肉を鑑定すると、【ブルーウルフの肉:食用可能、品質最低】と出たので、半分を自分用に、もう半分を町に売りに行くことにした。

 皮や牙、爪といった部位はサラサに買い取ってもらうか、冒険者ギルドに行ってみて、討伐の依頼があれば、そこで交換をしてみるつもりだ。

 昼の13時になったので、昼飯作りと、ついでにベルジン魔力草でポーションを作ることにした。

 今日の昼飯は、早速獲ったブルーウルフ肉のステーキである。フライパンで、ニンニクと醤油で焼いて食ったら思ったよりも美味かった。

 自分で狩った獲物だからかもしれない。俺は命をいただきますと神様に感謝しながら、一心不乱に肉を食べた。


 ポーション作りは、ベルジン魔力草を煮込んでみた。

 試しに、デルーンの実も一緒に煮込んでみた。そして出来上がったのがペットボトル2本分の煮汁で鑑定してみると。


【デュアルポーション(小):魔力、気力、体力が回復する。効果は魔力、気力が小、体力が微小】


 組み合わせることで、別のものができるということだろうか。

 さてと、町へ出かけよう。

 今日の商品は、イレーヌ薬草の体力ポーション、ブルーウルフの肉、皮、牙、爪、魔核。ゴブリンの魔核、デュアルポーション(小)である。

 ちなみに、大体の目安として、朝日が昇るのは六時頃、日が落ちるのは18時頃で俺が北海道で農家をやっていた時とほぼ時間は同じだ。

 なので、大体の目安で活動時間、睡眠時間を計算、把握している状況である。

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 みなさんこんにちは! ここまでお読みいただきありがとうございます。

 ということで、食べられるものは全部食べてサバイバルする主人公でした。

 いつ食糧が尽きるかわからないので、自分でもそうすると思います。(食べたいとは思わないですが)

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