じょそ☆ぷり！～6人のかわいいプリンス～｜共通⑥

「失礼します」

「来たか。入れ」

生徒会室の扉をノックして私達は中へ入った。そこには生徒会長である鷹斗さんと先ほど会ったばかりの変わった2人組、東十条静香様と豊前ミカゲさん、それに千倉玲ちゃん、恵村和海ちゃんがいた。

「あっ、来た来た～！　2人とも遅いよ～？」

「ごめん、いきなり呼ばれたものだからビックリしちゃったの。全員集まった？　って……あれ、能代先輩は？」

「ああ、能代先輩なら奥でピンクビデオ見てるよお」

「あ……あのエロ先輩…！ちょっとオレ見てく――」

「はぁ……あんたも能代と変わらないよねー」

「ピ……ピンクビデオ……破廉恥ですぅ……」

「ああ！　智ちゃんがゆでだこみたいに真っ赤に！」

ガチャ　　

「あ、能代先輩だ」

「ん？　ああ、おはよう。というかごきげんよう、だっけ今の時間」

「なんですかそのお嬢様学校みたいな挨拶！　今起きたんですか？」

「うん、今起きてさっきまでAV見てた。これがまたいい女優でさー」

「どんな女優だったの？」

「なんというのかな。こう、猿ぐつわ噛ませて手首縄で拘束して動けなくした上に目隠ししてクリに指突っ込んで、でも本当はアナルにブチ込みたい体してる」

みんな『うわぁ…………』

「うわ、なんかめっちゃ引かれてる。ごめん、悪かった。本当は四つん這いにさせて拘束させてバックから犯したい体してた」

みんな『…………うわぁ』

「…………ごめんなさい、俺が悪かった。……ねえ、凄く気になってたんだけどさっきからそこに居る可愛い女の子は誰？」

「彼女は転校生の和光由紀さんです」

「へえ、そうなの。よろしく、俺2年の能代准っていうの。可愛いでしょ」

「えっ……はい、すごく可愛らしいです……」

「そうだよね、ありがとう。でも君の方が10倍は可愛いよ。だって！　女の子は花なんだから！」

「は、はぁ……」

「ねえねえ、お近づきの印に頭かじっていい？」

「はっ……！？　嫌です！！　意味が分からないです！！」

「じゃあさ、キスしていい？唇舐めていい？胸揉んでいい？ぺろってしていい？押し倒していい？太腿に足挿れていい？犯していい？」

「いっ……嫌です！」

「ちぇー……仕方ないか」

「能代先輩、いつも大胆ですね、思わず僕まで照れてしまいます」

「そりゃあね、女の子は女の子であるだけでもう罪だからね」

……こ、この先輩女の子の恰好しているけれど何か限りなくやばい人だ。なんなの、今流行りのおっさん女子なの？　それともガチ百合なの？

共通⑥