第15話:年末年始休みと由紀さんとのデート

文字数 1,521文字

 その後、失礼しますと言い車に乗り出発。その後、長岡の病院を回り今年の仕事を終了し12月25日、早朝、パジェロに乗って、関越道をひた走り、昼過ぎには、町田の実家に帰った。
「そして両親に新潟で知り合った女性と来年6月頃、結婚すると宣言」。
「近いうち紹介すると言うと、母は驚き、父が、めでたいと喜んでくれた」。

 27日、早朝、伊藤の家に電話が入りの大宮駅の改札の出口で11時に待ち合わせた。11時過ぎ由紀さんが現れJRで新宿駅経へ。小田急線で鶴川駅12時過ぎ到着しタクシーて10分の伊藤の実家へ行った。そこで、両親に彼女を紹介して、一緒に昼食を食べた。その後、横浜へ行ってくると伊藤が両親に言い、小田急で町田駅へ。そこから徒歩10分原町田駅でJRに乗り換え。

「14時過ぎに石川町駅に到着しタクシーで港の見える丘公園へ向かった」。
「そこからの海の景色を見学して外人墓地へ行き散策」。
「すぐ前の、山手十番館にも入り、あったかい紅茶とケーキを食べ一休み」。
「その後、坂道を降りて元町を散策した」。
「歩きながら、夕食は、横浜中華街とホテルニューグランドのビーフシチューとどっちが良いと聞くと、ビーフシチューと答えた」。

「山下公園の方へ向かい海沿いの氷川丸を見て赤い靴はいてた女の子像を見学」。
「その後、寒いのでホテルニューグランドに入ろうと言いホテルに入ると17時を過ぎ」。
「ホテルの入り口を入ると目の前に青いじゅうたんの大階段が目に入った」。
「彼女が思わず、わーすごいと言った」。
「ここでウエディングドレスで写真を撮るのねと笑顔で言った」。

「そう言って階段を上がると絨毯張りの2階が素敵とうなった」。
「シャンデリアと立派な柱を見て、まるでヨーロッパのお城のようと言った」。
「右側のほうに歩いていくとアンティークなソファーが並んでいた」。
「大きな窓越しに黄色く色づいたイチョウの葉を見るとうっとりとした」。
「彼女が、こんな所でデートしてみたいわとつぶやいた」。

「ここで結婚式をしたいのでフロントで見せて欲しいと聞いてみようと告げた」。
「フロントへ行き今晩予約している伊藤光一と言いますが、このホテルで、結婚式をあげたいと思っているので結婚式場や披露宴会場で空いてる所を見せていただけませんかと述べた」。
「また今夜のディナーも予約したいと言った」。
「ディナーは予約できますと言うのでビーフシチューと告げた」。

「するとホテルの人が結婚式場から見ましょうと言い2階に上がり、右側の大きなドアを開けると洋風の素敵な披露宴会場になっていた」。
「思わず彼女が、感嘆の声をあげ係の人が、披露宴会場『フェニックスルーム』と告げた」。
「もう一つの海の見える披露宴会場がこちらですと言い案内された」。
「すぐ目の前に海が見え素敵で広い部屋『ル・ノルマンディ』という披露宴会場と言った」。

「じっくりと見物していると、今、食事は18半時からとなってますが、何時からに、いたしますかと聞かれ、19時からと答えた」。
「それでは、内覧は、以上ですと言うと18時近くなっていた」。
「その後、2階の左側の応接間の窓が見える方のソファーに2人で座り、銀杏の木を眺め本当に、ここで結婚式できるのと、彼女が聞き返すのでもちろんと答えた」。

「すると、うつ向いて信じられないと言いハンカチで涙をぬぐった」。
「日本にもこんなに素敵なホテルがあるんだと、つぶやいた」。
「今晩も予約してあるが、構わないだろと言うと、最高と言った」。
「そこで、呆然として、最初の出会いのシーンから思い出す様に彼女が、ゆっくりと語り始めた」。
「それを静かに、聞いていると風が吹きイチョウの黄色い葉が舞い降りるシーンが続いた」。
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