第16話:由紀さんと、お泊りデート

文字数 1,640文字

 彼女の話が終わる頃には、18時40分となり、そろそろ行こうかと言うと、おもむろに、立ち上がり、1階に下りた。そして、彼女がちょっと待ってと言い、トイレに入って、化粧を直した。その後、レストランへ向かい左側から海に向かって反対側へ歩いていくとレストランがあり、予約した伊藤ですと言うと、庭園側の席に案内してくれた。

 前菜から、お持ちしてよろしいでしょうかと聞かれ、お願いするとサラダが出てきた。その時、お食事は、パンとライスどちらが良いですかと聞かれ、ライスと答え、飲み物は、紅茶、コーヒーのどちらがよろしいかと聞かれコーヒーと答えた。10分ほどすると台車にのったビーフシチューとライスが運ばれてきた。その後、ビーフシチューとライスに手を付けた。

「すると、まず、香ばしいスパイスの香りがして、ビーフの臭い付きの湯気が鼻をくすぐった」。
「口入れるとビーフは、柔らかくスープもスパイスが聞いて、実に旨い」。
「ライスと一緒に食べると、今まで食べた事ない香りと味は、感動もの」。
「食べる事だけに集中して食事を楽しんだ」。
「食後、珈琲が運ばれて、ゆっくりと味と香りをじっくりと楽しんだ」。

「そして80分近くかけ素晴らしい夕食を食べて満足しレストランを出た」。
「彼女が支払いはと聞くと、宿泊と一緒に、明日、精算と答えた」。
「その後、フロントで部屋のキーをもらい、海に面した部屋に入った」。
「光一が、寒いだろうから君から風呂に入れよと言いお湯を入れた」。
「自分のバッグを開けてシャンパンとシャンパン・グラスをを取り出した」。
「次に、シャンパンを氷を入れたアイスピッチャーに入れ冷やした」。

「彼女が風呂から上がり部屋着に着替え、光一が、風呂に入り出てきて今日の日に乾杯と言って、グラスに冷えたシャンパンを注いだ」。
「僕たちの結婚に乾杯と言って乾杯し飲むと彼女が美味しいわと言った」。
「本当に美味しいねと光一が言い高いだけの事はあるとうなづいた」。
「1時間程、雑談しながらシャンパンを飲み終え、その晩、お互いの体を温めあい眠りについた」。

「翌朝7時に起き、しっかり着込んで、目の前の山下公園を散策した」。
「そして熱いシャワーを浴びてレストランへ行き洋食の朝食を選んで食べた」。
「彼女は、ホテルニューグランドに泊まれて、幸せと言い、喜んでくれた」。
ゆっくりと朝食を終え9時半過ぎ食事を終え部屋へ行き一休みしてフロントへ行き精算を済ませた。そして10時にチェックアウトし、2階の応接間で、しばし余韻を楽しみ元町へ向かった。

「最初にイギリス食パンで有名なウチキパンを見学」。
店には、開店直後にもかかわらず、既に、大勢のお客さんがいた。
「次に有名なフクゾー洋品店を見学し高いわねと彼女が、つぶやいた」。
「カバンのキタムラに入ると外国製の方が欲しいとつぶやきすぐ出た」。

「ポンパドールの店の前をみるとすてきな感じねと言い見学した」。
何がおすすめと聞くので光一が、由紀さんに、あんこはと聞くと好きよと答えた。
「それを聞き、フランス・アンパン2つ、光一が買った」。
「帰りに食べると良いと、由紀さんに言い手渡した」。
最後に、宝石に興味あると聞くともちろんと答えた。

 そこでスタージュエリー本店に行った。
「前のカフェで待ってるから見終わったら来てと伝えるとわかったと言った」。
「カフェで珈琲を飲み始めると由紀さんが戻って来て、本当に、私の結婚してくれるのと聞いた」。
「当たり前だろと言うと、それなら1つ宝石を買ってと言った」。
「仕方ないなと言い店を出て結婚指輪も一緒に予約する事にした」。

 「いろいろな宝石を見て小さく美しいダイヤモンド婚約指輪を見つけ、これ買ってと言うので、今回持ってきた金、全てを出し購入」。
「思わず小銭あるかと伊藤が聞くと100円玉7つあると言うのでもらった」。
「今回持ってきた金を使い果たし帰りの電車賃が不安だから頂戴と告げた」。
「すると彼女が無理ばっかり言って御免と言いながら大笑いした」。
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