紙本その1「沈める町」「貘を飼う」/「オフィーリア&レディ・マクベス・ノート」

文字数 1,007文字

前回紙本にした戯曲2本、『沈める町』と『貘を飼う』。
表紙は、ノベデイのがそのまま使えました。
(やはり黒い地を敷いてあります。以下同じ。)




ところが、本には「裏」というものがあるんですね。

もちろん、何もなしでもいいんですけれども、
たまたま「舞台写真をカラーでどこかに載せたいな」と思っていました。
ブックスさんは、本文に1ページでもカラーがあると、全ページがカラー料金になってはね上がってしまうんです。
でも表紙と裏表紙はカラーでもモノクロでも同一料金、と気づいて、そうだ裏表紙にカラー写真を入れよう! ついでにあらすじも入れてみよう、と思いついて、こうなりました。
(文字が読み取りにくいと思いますが、文章の内容でなく、レイアウトだけ見てください。)




洋書のペーパーバックなどによくある方式ですよね。
日本のハードカバー(上製)本にはたいてい「帯」がついていて、そこにいろんな情報が書きこまれていたりするけど、カバーや帯がないとなると、裏表紙は本の内容を宣伝する貴重なスペースです。

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さて、今回、まず紙本に作ってみたのは、
シェイクスピアの名作をヒロインの視点から描き直したスピンオフシリーズ2本。
『オフィーリア・ノート』
『レディ・マクベス・ノート』




ノベデイでのデザインを生かしました。
(『レディ・マクベス』のほうはいまの表紙じゃなく、いちばん最初に投稿したときのバージョンです。紙にはこちらのほうが落ちつきました。)

『沈める町』『貘を飼う』は、本の大きさが新書ですが、『オフィーリア・ノート』『レディ・マクベス・ノート』は文庫です。
なので、題名や作者名のフォントサイズにちょこっと苦労して、何度も作り直しました。
ノベデイで作り慣れていると、つい、字の大きさを大きめにしてしまうんです。
これが「紙本への道はじめの一歩」の回で書いた、「字が大きくなりがち問題」でした……。

で、裏表紙です。
「やっぱり説明を入れたほうがいいよ」という相方Mの提案で、こんなふうにしました。
(これもレイアウトだけということで。)




じっさいはいちばん下に、ブックスさんのQRコードなどが入ります。
(ISBNは取っていないので、バーコードはなしでOK。)

……と、ここまでは「前哨戦」でした。
これで慣れておいて、いよいよ今回の目玉商品、「1時間でシェイクスピア」シリーズにとりかかりました!
いや、べつに叫ぶほどのことじゃないんですけれども。笑
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