紙本その5の2「今日の彼、明日のあたし」(後半)

文字数 972文字

表紙とカバーで大喜びで、満足してたんですけど、
「話の内容が想像つかない」
と言われて、やっぱり帯もかけることにしました。
最初に作ったのがこれです。



あれ……?
なんだか、ごちゃごちゃしちゃいました。
本当は、同じ紅葉でも、カバーのトレペに対して帯は和紙風の紙にするので、ぜんぜん質感が違うから大丈夫だよねと思ったんですけど、
考えたらこうして「書影」でご紹介するときには、そんなこと伝わらないですよね。(しょんぼり)

じゃ、いさぎよく、ぜんぜん違うのにしちゃおう。



よき!
この紅、「からくれない」という色です。
平安風の衣装で、女性が赤い袴をはいたりしますよね。そんな雰囲気。
やった、これで決定!

と思ったんだけれども……
川の流れの部分がほとんど隠れちゃうのが、やっぱりあきらめきれません。

そうだ、流れの模様を、帯にも乗せてみたらどうかな?



わーい!
ってこれね、けっこう苦労したんです、模様をぴったり合わせるの。
どうやって合わせたかは、ちょっと説明が大変なので省略します。
とにかく悪戦苦闘でした。なにせCanvaしか使えないんですから私。
でもね、実寸大のデータを作って貼りつけて微調整して、とか創意工夫でやってたら、なんとかなりました。ふぅ!(^^;

文字部分も微調整して、見えやすくしたんですけど、
この画面ではまだ見えづらいから、ここに書きますね。

**********
《ハイパー伊勢物語》
在原業平は、妻ひとすじの愛妻家だった?!

烏帽子で出勤、でも宮中にパソコン。そんなファンシー平安時代に生きるヒロイン井筒(いづつ)が、『伊勢物語』のウラ話を語ります。
あの恋もこの恋もただの歌、ただのうわさ。たった一つ残った真実は……?
千年の常識をくつがえす溺愛系いちゃラブコメ!
**********

で、じっさいに入港したデータが、こんな感じになります。(フチはないですよー)





今回はカバーは絵柄だけでシンプルに。
でも帯がやっぱり、字の部分をホワイト印刷にしてもらうことにしました。
データはモノクロで入稿するんですが、どうやら黒(スミ)一色というね、色指定だと「K1」というのにしなくちゃならないらしくて、慣れているかたには常識なんだろうけど私にはできなくて(泣)、
プリンパさんのほうで変換してくださるそうです(無料で)。
プリンパさーん!! もう一生足を向けて眠れません!!(感涙)
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