作例１０「勝手にＤａｙ　ｔｏ　Ｄａｙ」（連作短編）

私がNovelDaysに投稿した、いちばん最初の連作短編「勝手にDay to Day」。
2020年5月のtreeでの企画「Day to Day」に感動して、自分も真似してひとりDay to Dayをやってみようと思い立ったのでした。

で、当初はただ自分で撮った写真を貼って「表紙」にしていたし。
その後何度も作ってはボツ、作ってはボツにしたし。
ご記憶のかたがいらしたら恥ずかしい……。

つい先日、こんなフリー画像を見つけて、おおっと思って作り直すことにしました。



アスファルトに咲く花！
これなら「涙の数だけ強くなれ」そうです。笑

だけど、レイアウトはちょっと悩みました。
縦長に切るとアスファルトの割れ目が短くなってしまうので、横長のまま上下に余白を持たせるしかなかったです。
ここに文字を入れていきます。

素材を足したり、いろいろやってみたのですが、
けっきょく写真にある色＝白・黒・グレー・黄色（お花の芯の色）にしぼるのが、すっきりしてきれい。

でも、さすがにちょっと寂しいかな。
１か所だけ、サブタイトルだけ、色を入れてみることにします。

うーん、ちょっと唐突？
これだと「差し色を入れてみました」というだけだなあ。

ちっちゃな虹。これなら黄色が画面の他の部分ともリンクしてるし……
だけど。私の気持ちというか、作品の内容は、虹というほどワクワクした感じではないのです。
それにこれだと、サブタイトルのほうが、せっかくのお花より目立っちゃう。

これかな。ほんの少しの青空。
背景は白のままで、文字色だけで空を感じてもらえたら。

空に見立てたので、スペースをほんのちょっぴり微調整しました。
（「大幅に微調整」はないですよね。笑）
メインタイトルのすぐ真上より、もう少し上にずらして。



ほんの少し、空気がふわっと多めな感じになりました。
横に並べてみるとわかるかも。




小説の出来としては未熟な掌編集なのですが、
ノベルデイズに出会った記念の作品なので、アトリエの隅にそっと置いてあります。