作例1「しずくのことり」(童話)

文字数 1,813文字

いちばん最初に作った、「しずくのことり」という童話の表紙です。
はじめは自分で撮った川の写真か何かテキトーに貼っていたのですが、笑
なんだかぜんぜんファンタジーぽくなく、これじゃだめだと思って、
まず、『絵心ゼロから~』で教えていただいたフリー素材のサイトに行きました。
O-DAN(オーダン)。検索ワードを日本語で入れられるのが便利です。
https://o-dan.net/ja/

「水滴」と入れてみて、出てきた中から気に入ったものをダウンロードしました。
(下の写真はもとのサイズをうーんと小さくしたものです。)



これに貼り替えただけでも、だいぶ「しずく」っぽくなりました。

さて、ここからです。
Canvaに移動して、ログイン。(私はGmailのアドレスから入りました。)
https://www.canva.com/

画面右上の「デザインの作成」というボタンを押すと、「画像を選択する」とプルダウンで出てきます。
さっきダウンロードしておいた水滴の写真を呼び出すと、もう作成画面になってくれます。
便利~。
このへんわからないぞという方は、ごめんなさい、私のへなちょこ説明でなく本家のアドバイスをお読みくださいませ。
https://novel.daysneo.com/works/episode/f1305e40fc5bf491f21b50049c7b589a.html

タイトルと作者名を入れればいいだけなんだけど、これが、とっても迷うのでした。
何にって、フォント(字体)に。
ホントにフォントに迷う!(さむっ)

で、最初に作ってみたのがこれ。



題名にシャドウを付けてみたりして。
(これはCanva上でできます。画面の左端に出てくる「テキスト」というタブをクリックして、さらに上の右のほうに出てくる「…」(もっと見る)を開けて「エフェクト」を選択すると、影付きとか中抜きとか、ワードにもあるような文字飾りが選べるようになります。)

でも、いまいち、いけてない。笑
なんだか……新興宗教のパンフレットみたいな?(自分に対しても言いすぎか!)

思いきって、バランスをくずしてみました。



このほうが、まだまし、ですよね?
視線が右下の、水滴のほうへ流れるようになったような気がします。

さらに後日。これでどうかな?



変えた所:

1.作者名を「ミムラアキラ」にして、はんこみたいにして、他の童話とそろえました。
さらに、思いきって右隅に置いてみました。
あえて左の下半分を大きくあけて、視線を右下の「しずく」に誘導してみた……つもり。

2.題名「しずくのことり」を、二つに分けて、
「ことり」だけ少し字のサイズを大きくして、ちょこっとだけ斜めにしてみました。
視線を左上から、葉っぱにそって、やっぱり右下の「しずく」へと誘導してみた……つもり。
それと、全体にちょっと動きを出すというか、
小鳥が首をかしげたみたいな感じになるといいなと思って。(絵が描けないので!)

**********

さらに後日。
(じつは、だいぶ後になります。作例11「眠りながら考えた」の前後くらい?)

「素材」を足す、というワザを覚えました!
小鳥のシルエットを足してみたらどうかな?
文字は少し遠慮して、すみに寄せます。



うん、うん、メルヘンぽくなってきた。
だけど、せっかくの、葉っぱの先へ向かう動線が切られちゃう。

ここで、Canvaで画像を選択すると、右上に白黒チェックの四角いマークが出ます。
これ「透明度」のタブです。
いまは透明度100%なので、これを下げて……25%にしてみました。
シルエットも生かせるし、葉っぱもちぎれないし、いいとこどり!



さらに後日。作品自体を大きく改訂することにしました。
うんと低めだった対象年齢を引き上げて、タイトルの「ことり」も「小鳥」と漢字に。
三文字から二文字になったので、配置を変えてみたら……



むむ? 心なしか、前より立体的になったような? 奥行きが出たような??
文字の置きかただけでこんなに印象が変わるのは不思議です。

せっかくだから、字体(フォント)も変えることにしました。
「キアロ」というフォントだそうです。
カラー:白、エフェクト:影付きはもとと同じ。
シルエットと字の置きかたも微調整。それだけで、また印象が違います。



デザインって面白いですね。
小説の本文以外で、中味を伝えられるの、楽しいです。^^

(小声で)
新『しずくの小鳥』、鋭意執筆中です←蕎麦屋の出前(^^ゞ
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