もっと『闇の左手』~ゲセンへの秘密の扉~

戯曲『闇の左手』の原作小説(アーシュラ・K・ル=グウィン著)は、ひじょうに複雑ですばらしい世界観に基づいています。私の戯曲だけではものたりないという方々と、原作への愛を共有するために、もととなっている引用部分の資料集のコーナーを作りました。翻訳は私のオリジナルです。
アクセスしづらい形になっているページもあり、ご不便をおかけしますが、とある事情のためなので(詳細は「はじめに」をご覧ください)、お許しいただければ幸いです。(スマートフォンでもダブルタップで入れます。)

目次

連載中 全20話

2021年07月28日 01:35 更新

  1. はじめに ~ヤスケに続け!(妄想女子の独り言)~2021年05月20日
  2. 【民話】十九の日(原作第四章)2021年05月02日
  3. 【聖典】時と闇に寄す(原作第十二章)2021年05月02日
  4. 【古文書】オーゴレインの創世伝(原作第十七章)2021年05月02日
  5. 【報告書】性の問題(1)(原作第七章)2021年05月02日
  6. 【報告書】性の問題(2)(原作第七章)2021年05月02日
  7. 【報告書】性の問題(3)(原作第七章)2021年05月02日
  8. 【報告書】性の問題(4)(原作第七章)2021年05月02日
  9. 【ゲンリーの手記】(抜粋1)(原作第一章冒頭)2021年05月03日
  10. 【ゲンリーの手記】(抜粋2)(原作第十八章冒頭)2021年05月03日
  11. さらに雪を踏み分けて、奥へ(1)(原作第一章~第十三章のまとめ)2021年06月05日
  12. さらに雪を踏み分けて、奥へ(2)(原作第十四章~第十七章のまとめ)2021年06月05日
  13. さらに雪を踏み分けて、奥へ(3)(原作第十八章~第二十章のまとめ)2021年07月28日
  14. こぼれ話(1):ゲンリーのガジェット「ボイスライター」と「アンシブル」2021年06月05日
  15. こぼれ話(2):ル=グウィンさんはカリフォルニア育ち2021年06月05日
  16. こぼれ話(3):英文和訳から翻訳へ ~AI vs. 私たち~2021年06月05日
  17. こぼれ話(4):空白を読む、というかようするに妄想ノスゝメ(ハートマーク)2021年06月05日
  18. こぼれ話(5):私の百合体験(ハートマーク)2021年06月07日
  19. こぼれ話(6):ゲセンの味「カディク」と「オーシュ」(プラスR15話)2021年06月24日
  20. こぼれ話(7):グッバイ、橇2021年07月11日

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19-8~10まで拝読しました

 今回は出版された本は手元にありません。堆積する本の下に埋もれてしまったみたいで、いつもならゲゲゲの鬼太郎の髪の毛レーダーよろしくぴぴっと「ここにある」と解るのですが、最近堆積した本の山に寄ろうとすると、そちらを読んでしまいレーダーが働かないのです。で、今回は目の前に総天然色の二人が浮かぶような未村さんの訳だけで楽しませていただきました。 「沈黙を選ばせていただくのはいかがなものかとは思いますが、嘘よりはましかと」この19-8にある台詞とっても素敵ですね、格調高くて凜として。相手を尊重しな ... 続きを見る

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旅の75日目

 まるで横でゲンリーが語ってくれているように、すんなりと頭に情景が浮かびます。このすーっと頭に入る、なんとも言えない滑りの心地よさが未村さんの訳の魅力ですね。あ、出版版では氷原に立ってから51日目になっていますが?(こればかりは原本に当たらないとわからない)。  旅の終わりの数日間の描写が、また良いですね。疲労困憊でぼーっとしながらも頭に歓喜が満ちている、考える間もなく、文章から伝わってきました。目から心にダイレクト!  未村さんの訳でまたこの世界の気がついていなかった側面を見せていただいて ... 続きを見る

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グッバイ、橇

しみじみと味わいました^^ この部分だけ読んでも名エッセイだと思いますけれど、やはり(19-5)を読んでから読むと、一層味が深まりますね! このエッセイを読んで、吉川英治の「この先を考えている豆の蔓」という俳句を思い出しました。植物だって考えるし、頑張っているんですよね。でも、そういう考えが万国共通ではないのかもしれないというのは面白かったです。でも、考えてみたら、日本人だって皆そう思うかどうかはわからないですよね^^; 「そのものたちと過ごした私たち自身の●●を、彼らが持っていってしまう ... 続きを見る

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こぼれ話(6)ゲセンの味「カディク」と「オーシュ」

未村先生の講義を拝聴した気分です。すごく勉強になりました! 「食事と愛のシーン」の難しさ、重要さを実例を挙げて教えていただいて、なんとわかり易く、意義深い授業かと感動してしまいました(*^^*) 実は本当にお恥ずかしいんですが、ル=グウィンという作家については、私は未村さんが紹介して下さるまで全然読んだことがなくて、『ゲド戦記』も子供向けのファンタジーなのかと思い込んでいたんですが(><)←今、ダメ学生の気持ち。 未村さんが訳出して下さったところを読んで、その深い味わいに、心を ... 続きを見る

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いよいよ旅も佳境(19-1~3)

 出版されている本と読み比べています。翻訳でこんなに雰囲気が変るんだ……に驚いています。(今から読まれる方には、出版されている本も買って読み比べてみるのも私的にはおすすめしたいです。エストラヴェンの脳内画像が二つの訳では違うんじゃないかな。作品世界が広がります)  ああ、いよいよ旅も佳境ですね……(寂)  エストラヴェンがクレヴァスに落ちるシーン。うわごとのようにエストラヴェンが目の当たりにした恐怖と荘厳な美しさを断片的に語る部分が大好きです。自分も底なしの蒼い深淵を覗いた気持ちになりま ... 続きを見る

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ごくり!

 ゲセンの味、あ〜、この料理あったあったと興奮しながら読みました。逃避行の間に食べるシチュー、美味しそうでしたね。飲み物はルイボスティー系に私は一票。架空の料理は読み手の数だけ味があって、他の方の感じた味を聞いてみるのは楽しそうですね。  グィンさんの作品は結構読んだと想うのですが、実はゲド戦記は2巻までしか読んでいないのです。(それも借りて)1巻で大感動して、その興奮のまま2巻に進んだら一向にゲドが出てこなくてあれ、主人公がこんだけ〜と肩透かしをくらって、でも次は活躍…と思ったらいきなり老け ... 続きを見る

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18-8から18-13まで

毎回とりとめもない感想すみません。 18-8 ああ、ドラマチックだなあ。未村さんの訳は芳醇ですね、二人の心の機微が伝わって来ます。でも心で会話出来るようになったその最初が、こんな忌まわしい記憶を惹起させるものなんて……。動揺するエストラヴェンと、戸惑うゲンリー・アイ。苦悩するエストラヴェンに、どうしていいかわからず困惑するアイの姿が目に浮かびます。  個人的な事ですが、私は小さい時から、SFを読んでいると宇宙人などとの更新の時に相手の言葉がカタカナになるのが苦手でした。違和感が強いし、急 ... 続きを見る

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18-1~7まで読みました

いつものごとく、とりとめも無く感想を書かせていただきます。あくまで私の感覚ですので、意図と違う部分があればすみません。  18-1:ここの訳はとりわけ素敵ですね。あの「歓喜」につながるところの息づかいというか、間合いがとっても好きです。読んでいてリズムがふっ、とつながる。この緩急の妙は三村さんが演劇を書かれてそして演じられる方だからこその賜物でしょうか。最初日本語訳を読んだときには読み飛ばしていました。  18-2:まるでアイがその場でつぶやいて(ぼやいて?←このぼやきが微笑ましい)いる ... 続きを見る

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本当に贅沢!

「『NOVELDAYS』に登録してよかった!だってこんな作品を読ませていただけるのだから」、本当にそう思います。なんという贅沢なことか…この作品を私たちが読ませていただくために、どれだけの語学力、知識、日本語力、それから時間と体力が必要とされるのか。それを考えると、なんだか茫然としてしまいます。翻訳というのが、外国文化受容においてどれだけ大きな意味を持っているかということを改めて感じました。私たちは本当に、いい翻訳をして下さる方に対してどれだけ敬意を払ってもまだ足りないんですよね。 未村さんが ... 続きを見る

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16-3 ドラムナーとドレムゴールの狭間で まで読みました

16-1 アイの話し方が人なつこくて可愛いです。。敬語が崩れては、またもとにもどり、徐々に2人の心の距離が近づいていくのを感じます。 16-2 「アイが言うには~立ち入れないのだ。」のあたり、読み比べてみると訳でこんなに差が出るのかとびっくりしました。読み慣れた日本語版も雰囲気があるけど、未村さん訳も哲学の香りがしてとても好きです。「~誰が知ろう」とか読んでいて格好いいです。英語にも文語調とかあるらしいですが、グィンさんの元の英語はどんな感じなのでしょう。これを肌で感じられ読みこなせる人の特権 ... 続きを見る

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小説情報

もっと『闇の左手』~ゲセンへの秘密の扉~

未村 明(ミムラアキラ)  mimura_akira

執筆状況
連載中
エピソード
20話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
SF, ファンタジー, ル=グウィン, オリジナル訳, 翻訳, 波乱万丈, 友情, 切ない, LGBTQ
総文字数
34,406文字
公開日
2021年04月25日 20:20
最終更新日
2021年07月28日 01:35
ファンレター数
14