もっと『闇の左手』~ゲセンへの秘密の扉~

[SF]

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戯曲『闇の左手』の原作小説(アーシュラ・K・ル=グウィン著)は、ひじょうに複雑ですばらしい世界観に基づいています。私の戯曲だけではものたりないという方々と、原作への愛を共有するために、もととなっている引用部分の資料集のコーナーを作りました。翻訳は私のオリジナルです。
アクセスしづらい形になっているページもあり、ご不便をおかけしますが、とある事情のためなので(詳細は「はじめに」をご覧ください)、お許しいただければ幸いです。(スマートフォンでもダブルタップで入れます。)

目次

連載中 全28話

2021年11月21日 11:31 更新

  1. はじめに ~ヤスケに続け!(妄想女子の独り言)~2021年05月20日
  2. 【民話】十九の日(原作第四章)2021年05月02日
  3. 【聖典】時と闇に寄す(原作第十二章)2021年05月02日
  4. 【古文書】オーゴレインの創世伝(原作第十七章)2021年05月02日
  5. 【報告書】性の問題(1)(原作第七章)2021年05月02日
  6. 【報告書】性の問題(2)(原作第七章)2021年05月02日
  7. 【報告書】性の問題(3)(原作第七章)2021年05月02日
  8. 【報告書】性の問題(4)(原作第七章)2021年05月02日
  9. 【ゲンリーの手記】(抜粋1)(原作第一章冒頭)2021年10月03日
  10. 【ゲンリーの手記】(抜粋2)(原作第十八章冒頭)2021年05月03日
  11. さらに雪を踏み分けて、奥へ

  12. ★原作第一章~第十三章のまとめ2021年11月21日
  13. 原作第十四章のまとめ2021年10月04日
  14. 原作第十五章のまとめ2021年10月04日
  15. 原作第十六~十七章のまとめ2021年10月04日
  16. 原作第十八章のまとめ2021年10月04日
  17. 原作第十九~二十章のまとめ2021年10月04日
  18. こぼれ話たち

  19. こぼれ話(1):ゲンリーのガジェット「ボイスライター」と「アンシブル」2021年06月05日
  20. こぼれ話(2):ル=グウィンさんはカリフォルニア育ち2021年06月05日
  21. こぼれ話(3):英文和訳から翻訳へ ~AI vs. 私たち~2021年06月05日
  22. こぼれ話(4):空白を読む、というかようするに妄想ノスゝメ(ハートマーク)2021年06月05日
  23. こぼれ話(5):私の百合体験(ハートマーク)2021年06月07日
  24. こぼれ話(6):ゲセンの味「カディク」と「オーシュ」(プラスR15話)2021年10月03日
  25. こぼれ話(7):グッバイ、橇2021年07月11日
  26. こぼれ話(8):祖国を想うとき人の声はうわずるか、ふるえるか2021年08月17日
  27. こぼれ話(9):クライマックス/ご質問にお答えして2021年10月01日
  28. こぼれ話(10):冒頭/ご質問にお答えして2021年10月03日
  29. こぼれ話(11):「エクーメン」ではなく「エキュメン」2021年10月03日
  30. 番外編:『闇の左手』冒頭「副音声付きバージョン」2021年10月07日

登場人物

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ファンレター

副音声を読んで、意図がはっきりわかりました

 副音声を読むと、はっきり冒頭の意図がわかります。ぼんやりと読んでいたので、なるほど!と今更ながらにうなずきながら読みました。  私は、冒頭は生々しい心の傷が落ち着いた彼が回想して書いた部分かなと思っていましたが、報告書って可及的速やかに提出するものですよね。貴訳を読んで確かに、と思いました。 (私は創作をするときにまず絵や動きが浮かぶタイプで、それを文字に起こしていくような書き方です。で、読むときも文字をできるだけ画像にしてしまいます……だから読みも浅いのかなあ。もっと言葉を言葉のまま理解 ... 続きを見る

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番外編:『闇の左手』冒頭「副音声付きバージョン」

さすが未村さん、「読む」と「書く」という行為について、その本質をものの見事に書いて下さいました! 痛快で感動的で、もう拍手喝采です! 未村さんの言葉の一語一句は、正に中国語で言う「一針見血」だと思います^^ 「バーチャル主音声・副音声」、こんなことを思いついて、書いてしまって、しかもそれがぴったりと決まっている。短い文章の中で、それこそ貝の中の真珠のように光り輝くものを見せていただいた気持ちです。言葉とは、正に「あるひとの肌の上では輝きを増」すものなのですね! なんだかすごいものを読ま ... 続きを見る

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1-1,1-2拝読しました

1-1   冒頭ですね!!!  出版版では「私はこの報告書を物語のようにしたためよう」でした。  この一文の古風な香りに、ずっきゅーんとやられたのを覚えています。  でも、今の若い読者の方はどうなんでしょう。未村さんの「僕はこの報告書を、ひとつの物語として記そうと思う」のほうが、すんなりイメージが伝わりそうですね。出版版に使われていた「こぼたれやすい」の意味も実は今再度調べてみるまで知りませんでした。ずーーーっと「こぼれる」の古い言い回しだと思っていました。今回調べたら、壊れやすいって意 ... 続きを見る

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渾身の訳!

 久しぶりに、本の山から「闇の左手」を発掘してきました。今回、どれも渾身の訳ですね。オーラを感じます。 19-13 「白と黒のだんだら縞」が、タイトルをイメージさせる「闇と光の織りなす縞模様」もうこれだけで泣けてきます。「人ひとり動く気配もない。」もわかりやすいです。僕の舌はもつれた。は未村さんの挿入でしょうか。ゲンリーの動揺する様子がよくわかります。彼らの荒い息づかいが聞こえてくるような訳ですね。 19-14  シノス渓谷→例の紛争の谷の傾斜に変えられたんですね。(あくまで個人 ... 続きを見る

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こぼれ話(8)

なんという深さ! 心から感動しました。未村さんの翻訳のすばらしさ、翻訳するということの難しさ、そして、それが正に作者からの「現在形」のメッセージになっているというラストの部分。 私みたいな浅学の徒が言うのは笑止ですが、未村さんの翻訳は、既訳より正確なだけでなく、原文とまったく同じ「質量」で、日本人読者の心の中にすっと入ってくるような気がします。 こんな素晴らしいものを読ませていただいて、本当にありがとうございます!(*^^*)

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こぼれ話(8)拝読しました

 翻訳って、なんて繊細でそして大変な作業なんでしょうね。より作者の意図に沿うためには、細心の注意を払った解析とそして繊細な付加が必要なんだなと思いました。一つ一つの文章の組み立てを考えながら読むって、想像力だけではなく推理力も必要でとても大変な作業ですね。一文一文にかける未村さんの注力に頭が下がりっぱなしです。    翻訳は、まっさらな赤ちゃんにこの世のことを教える親と同じだと思います。赤ちゃんであった読者はそのうち成長して原作を独力で読むかもしれませんが、そうでなければ最初にすり込まれたイメ ... 続きを見る

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19-11,12拝読しました

 未村さんの訳には温かみを感じます。キャラクターに対する愛情がにじみ出ているのでしょうか。  今回はオリンピックの直後でもあり、「空手」をからてと読んでしまいました(笑)この辺りを読むと、エストラヴェンの官吏としての有能さがわかって、おまけに若いころなので、今よりもっと美青年なのね~~、ときゃあきゃあ心の内で叫びながら妄想してしまいました。偉ぶらずに、そして卑屈にもならずにセシシャと対等な目線で救いを求めるエストラヴェンの高潔な感じがまた素敵です。(しかし、ル・グインさん。またカワウソ。カワウ ... 続きを見る

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19-8~10まで拝読しました

 今回は出版された本は手元にありません。堆積する本の下に埋もれてしまったみたいで、いつもならゲゲゲの鬼太郎の髪の毛レーダーよろしくぴぴっと「ここにある」と解るのですが、最近堆積した本の山に寄ろうとすると、そちらを読んでしまいレーダーが働かないのです。で、今回は目の前に総天然色の二人が浮かぶような未村さんの訳だけで楽しませていただきました。 「沈黙を選ばせていただくのはいかがなものかとは思いますが、嘘よりはましかと」この19-8にある台詞とっても素敵ですね、格調高くて凜として。相手を尊重しな ... 続きを見る

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旅の75日目

 まるで横でゲンリーが語ってくれているように、すんなりと頭に情景が浮かびます。このすーっと頭に入る、なんとも言えない滑りの心地よさが未村さんの訳の魅力ですね。あ、出版版では氷原に立ってから51日目になっていますが?(こればかりは原本に当たらないとわからない)。  旅の終わりの数日間の描写が、また良いですね。疲労困憊でぼーっとしながらも頭に歓喜が満ちている、考える間もなく、文章から伝わってきました。目から心にダイレクト!  未村さんの訳でまたこの世界の気がついていなかった側面を見せていただいて ... 続きを見る

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グッバイ、橇

しみじみと味わいました^^ この部分だけ読んでも名エッセイだと思いますけれど、やはり(19-5)を読んでから読むと、一層味が深まりますね! このエッセイを読んで、吉川英治の「この先を考えている豆の蔓」という俳句を思い出しました。植物だって考えるし、頑張っているんですよね。でも、そういう考えが万国共通ではないのかもしれないというのは面白かったです。でも、考えてみたら、日本人だって皆そう思うかどうかはわからないですよね^^; 「そのものたちと過ごした私たち自身の●●を、彼らが持っていってしまう ... 続きを見る

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小説情報

もっと『闇の左手』~ゲセンへの秘密の扉~

未村 明(ミムラアキラ)  mimura_akira

執筆状況
連載中
エピソード
28話
種類
一般小説
ジャンル
SF
タグ
SF, ファンタジー, ル=グウィン, オリジナル訳, 翻訳, 波乱万丈, 友情, 切ない, 両性具有, 創作のヒント
総文字数
47,536文字
公開日
2021年04月25日 20:20
最終更新日
2021年11月21日 11:31
ファンレター数
21