はじめにのつづき ~紙本への銀色のはるかな道~

文字数 395文字

 それで、
 私の戯曲の〈引用元〉、〈資料集〉として、
 原作のオリジナル新訳を公開するコーナーを作ることにしました。
 ルグウィンなにそれおいしいの? という方にも、ぜひ、この素晴らしい世界にふれてほしくて。

 翻訳著作権については、著作権保持者であるご令息セオドア・ル=グウィン氏から直接、許可を得ています。

(中略)

 ということで、
 あくまで〈資料集〉として(くどい笑)、原作のオリジナル新訳をここに部分公開しますが、

(中略)

『闇の左手』という作品は面白い構成になっていて、本筋のストーリーのあちこちに、舞台である惑星ゲセンの伝説や現地レポートなどが挿入されているんです。
 なので、
 この「もっと『闇の左手』」には、おもにその〈挿話〉を並べます。プラス、私の翻訳についての苦労話などもあわせて出しておきます。

(中略)

 では、さっそく始めましょうか。
 親愛なる地球(テラ)の皆さま。
 ゲセンへ、ようこそ。
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