ところで「ハイレゾVSレコード」って、どんな感じ?(私見)

文字数 711文字

 私のCDプレーヤーのDCD800NEだと、USBメモリーに入れたハイレゾ音源をUSBポートから入力し、192kHz24ビットというスペック相当の音質のアナログ信号を、アンプへ出力できます。蛇足ながら、最終的にはどこかでアナログ信号に変換しなければ、人間は聴けませんからね。
 そういうわけで、上記の「ハイレゾVSレコード」という比較も出来ます。
 私的にはCD(コンパクトディスク)には随分勝っていたアナログレコードですが、対ハイレゾではどうか?
 で、ハイレゾはCDとは別次元の音だと思います。
 192kHz24ビットvs44.1kHz16ビットですから当たり前ですけど。その音質の良さはもちろんアナログディスクをも上回っています。
 ただし録音が良ければです。例えば60年代70年代の名盤は、その原音はおそらく劣化したテープしか残ってないでしょうから、それを今さらデジタル化したところで、良い音は望めないと思います。
 それだったら、その時代にプレスされたレコードの中で、状態のいいものを入手できれば、これはもう当時の音そのものを、タイムマシンでも使ったかの如く手に入れることが出来るのだから、これに越したことはありません。
 で、レコードは確かにハイレゾに負けていますが、かといって捨てたものでもありません。シビアに聴けば、音の解像度ではハイレゾとCDの中間くらいでしょうか。あとはアナログ特有の「耳にやさしい」「どこか懐かしい」音のように感じますから、少なくとも80年代前半頃までの音源を聴く分には素晴らしいメディアだし、私のように主としてその時代の音楽を愛好する者にとっては、アナログディスクは絶対に外せないアイテムです。
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