アンプにそれほどの個性があるのだろうか?

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 実は最近、愛用のPMA1500REの片方の音がやけに小さくなってしまいました。だけどこれはすぐに復帰しました。ソースダイレクトのボタンを何回か押すと、突然、元に戻ったのです。だから現在は正常に作動しています。多分同ボタンの接触不良だったのかな。購入6年後のことでした。
 で、仮にPMA1500REがダメになったら、後釜のアンプはどうしようなんて思い、安いアンプをネットで物色していました。
 するといろんなアンプの、アマゾンのレビューを見てみると、音の厚みがあるとか低音が豊かだとか、はたまた別のアンプでは低音がスカスカだとか。
 ところで、アンプの周波数特性は、スピーカーなんかと比べると極めてフラットです。低音がスカスカになるほど低音が少ないなんてあり得ないのでは? 例えば他のアンプに比べて低音が6dBも少ないなんてことあるのかな?
 アンプなんて入力信号を忠実に「拡大」してくれればいい訳で、アンプの個性なんて、スピーカーの個性に比べれば微々たるものだと思うのですよ。
 実際、アンプの開発時に周波数特性と歪率なんかはチェックしてあるはずで、ほぼフラットで歪も極めて少ない、ということになっているはずです。少なくともオーディオ用は。
 あとは十分なパワーがあれば十分でしょう。十分なパワーって、普段聴いている音量にもよるけど、50ワットもあればいいんじゃないかい?
 それよりもスピーカーのことのほうが!

 昔のアンプって、普通に手の届くやつで10ワットとかだったし、その昔、パイオニアからSA6300というアンプが20ワットで29,800円で発売されたとき「すげぇ~!」って思ったんですけどね。で、それを皮切りに、安くて性能本位のアンプが出回り始め、今に至るような気がします。
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