7:君の呼吸、僕の鼓動 (即興架空小説)

文字数 1,217文字

 昨日は『耳をすませば』を観ていろんなことを考えた。
 恋とはお互いを刺激し合いお互いを高め合うものであるということ。
 それは、好きな人が頑張っているから、自分も追いつきたいなど。
 そしてやりたいことは挑戦してみなければ、実力が分からず夢には繋がらないということ。
 自分に足りないものが何か判った時、初めて夢に近づくことが出来るのだと思う。

 そんなわけで、今日は青春とは何か? 
 について考えて見たいと思う。中高生というのは自分が無敵だと思っている不思議な生き物。
 だが、そこから大学へ進まず社会に出るとなんて世の中はつまらないのだろう? と思ってしまうだろう。何故なら、高校までというのは通う距離もそんなに広範囲ではなく、塾などに通うことなども考えたら狭い世界。しかし大学は違う。全国からいろんな人が集まる。
 もちろん海外からの留学生に出逢うこともあるだろう。視野を広げる意味でも大学進学は視野に入れるべき。通って良かったと思ったことはあっても、行かなければよかったと思ったことは一度もない。
 そしてバイトすることを進めたい。
 できればお洒落なところが良いだろう。レトロな喫茶などね。
 良い文化に触れ、素敵な大人と出逢う。それが心を成長させる。
 しかし世の中には悪い人もたくさんいるので、深い関係になるのは慎重に。

 さて、今日は青春というジャンルに挑戦してみよう。

タイトル:君の呼吸、僕の鼓動
ジャンル:青春
あらすじ:主人公の○○は中学時代陸上部に所属していた。しかし足のケガにより部活をやめ、高校では文化部に入部した。
 ある初夏の日、図書館の窓を開け放った○○の耳に飛び込んできたのは、ある少女の歌声であった。高校生とは思えない歌唱力に好奇心が刺激され○○は相手が誰なのか突き止めようとする。
 中庭から聴こえてくることを突き止め、歌声のする方へ行ってみると……?
 夢を諦めた主人公と夢を追いかける少女の青春ストーリー。

【書かせていただいた感想】
 こんにちは。初めまして。
 青春ものが読みたくてタグで検索したところ、こちらの作品が気になったので拝読させていただきました。
 普通に男女の学生の青春ものと思いきや、主人公はトランス男性なのですね。
 初恋に戸惑いながら、自分の性自認を隠して相手と友情を築いていく。切なかったです。
 何度もカミングアウトしようと思いながらも、彼女の留学直前まで話すことが出来ない。
 けれども彼女の兄もまた性自認が肉体と異なることを知り、空港へ見送りに行く日やっとのことで告げる。おおおお! と思ったところ時間がなくて返事を貰えぬまま彼女は日本を立ってしまう。
 バッドエンドなのだろうかと思ったら、最後に彼女からメッセージが届くところが良かったです。
 続編があったら、ぜひ読みたいです!
 二人がこの先も変わらない関係でいられるといいなと思いました。


 青春ものって書いていても、自覚が無かったりするジャンルだよね。
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