3:劇場の隅っこを読んで(即興架空小説)

文字数 856文字

 さて昨日は、ホラーを書くと何故かコメディ色が強くなってしまうという話をしたら、同じだという意見がちらほら上がりました。

 ホラーを書ける人は凄いなと思うのです。
 海外映画は多く存在しますね。

 ここで少し、ホラーについて考えて見たいと思う。
 パッと浮かぶホラーと言えば、少数派が何か得体の知れないものに襲われるというもの。
 ホラー自体は怖いし痛そうなのが多いので観ないし、好きではないのですが一作だけとても好きな映画があります。怖いんだけれどね。
 それはクローバーフィールドという映画なのですが、ホームムービー?風に撮影されたもの。
 ある日突然、ニューヨークの街が得体の知れない異形のものに襲われるパニックムービー。
 不思議な魅力の映画です。

 さて、本日の架空小説はこちら!

タイトル:劇場の隅っこ
ジャンル:ホラー
あらすじ:主人公の○○はある日、学生の頃よく通っていた映画館の前を通りかかる。それは昭和の香り漂うレトロで趣のある映画館であった。久しく映画を見ていなかった彼女はこれを期に再びそこに通い始めるのだが……。
 その頃近所では不可解な連続殺人事件が起こりはじめていた。知らず知らずのうちに事件に巻き込まれていく○○。果たしてこの事件の真相は?

書かせていただいた感想
 ホラーだけれど、ミステリー要素も含んだストーリーで凄く面白かったです。
 主人公の観た映画に出演する職業の人たちが、現実でも事件に巻き込まれるというのがとても怖かった。
 その事件が映画を観ている間に起き、しかも劇場の隅っこで犯人が犯行を繰り返しているとは!
 最初は映画館の館長が犯人かと思いましたが彼もまた被害に遭っており、作者の手腕には放浪されっぱなし! この事件との主人公の意外な接点、伏線回収の鮮やかさ、意外なラストに驚きました。
 二度読みさせていただきましたところ、ここも伏線だったのか! と新たな発見もありました。
 続編を書かれることがあったら、ぜひ読みたいです。

 今回は真面目な感想になりましたが。
 ホラーならこんな感じでしょうね。
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