3:脱桃太郎 こんにちは金太郎(架空小説)

文字数 905文字

 世の中は凡人が多い。
 凡人の特徴としては、自分が世界の中心だと思っていることがその一つに挙げられるだろう。

 この世の多くの人は、ただの凡人なので、
「わたしが世界の中心だ」
「俺が世界を回している」
「僕の言動が全てだ」
と思っているアホが多いということになる。
 
 だがな、自分以外は他人だ。
 自分以外は自分じゃない。
 そして大部分の人間が凡人だ。
 なので、簡単に非凡になることもできると思う。
 
 大切なのは、アホな凡人の相手をするな。
 自分を貫き、真っすぐ突き進め。
 我が道をいった奴のみが、その先も真っすぐ進める。
 
 さて本日のタイトルはこちら。
タイトル:脱桃太郎 こんにちは金太郎
 これはですね、(もも)から生まれた桃太郎が……。
 ああ、嫌なことに気づいてしまったよ。
 これ、ダジャレじゃん! 下ネタじゃん!
 桃(尻)と股(もも)かよ! みんな気づいてた? 俺は今、漢字変換間違いで気づいたよ。

 こうなったら脱桃太郎って、おパンティ脱いだって意味になるやん。
 どないしょー!
 偶然の展開だけれど、このまま強行突破しますよ。時間もったいないし。

 と言うわけで、ここは桃ちゃんの職業は鬼ハンターではなくストリッパーになってしまうが、そこから脱してサラリーマンになるという物語。普通は脱サラって流れだけれどね。
 え? そっちの金太郎かよ! って?
 まあ、いいじゃないの。細かいこと気にする人はモテないよ?

 さて宣伝練習行ってみましょう。

【桃を脱ぎ捨て、サラリーマンに転向?! 股から始まるリーマン物語】
 誰しも人は桃(股)から生まれる。
 209年春、鬼ハンターとして活躍していた桃太郎は、鬼が減少したことにより需要の危機を迎えていた。やはり、安定職につくのがこれから先も食うに困らない方法だと気づく。
 今更気づいたのか! という育ての親のツッコミを無視し、ハローワークへ。
 無事にサラリーマンへ転職した桃太郎だったが、なんと正社員になるには三か月の研修期間があるという。果たして桃太郎は無事に金太郎になれるのか──⁈

 第38話 正社員は辛いよ

 まあ、王道って言うのが分からないが、この話は面白いのか⁈
 そこが一番の謎だな。
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