第10話 不登校の消滅
文字数 756文字
一定の間隔をおいて座る川本や如月が、プログラミングや課題、読書をしたり、ウトウトしたり。
私の場合、普段在宅で体育だけ登校している。体がなまっちゃうから。
だから常世町では「不登校」の生徒は存在しないよ。
大学は絶対、真砂大学に行きたい。
だからクラスのみんなと足並み揃えて授業なんて受けていられない、自主学習webサービス使ってどんどん進まないと。
筆記試験で合格するか、真砂会長杯やコンテストで受賞歴作って、AO入試にチャレンジするか……
文字数 756文字
一定の間隔をおいて座る川本や如月が、プログラミングや課題、読書をしたり、ウトウトしたり。
私の場合、普段在宅で体育だけ登校している。体がなまっちゃうから。
だから常世町では「不登校」の生徒は存在しないよ。
大学は絶対、真砂大学に行きたい。
だからクラスのみんなと足並み揃えて授業なんて受けていられない、自主学習webサービス使ってどんどん進まないと。
筆記試験で合格するか、真砂会長杯やコンテストで受賞歴作って、AO入試にチャレンジするか……
如月 波瑠(きさらぎ はる)
真砂高校1年生。真砂グループ会長、真砂孝氏の三男、真砂裕氏の愛人の子。
母は医者。新型ウイルス治療中に感染により命を落とす。
その後、子どものいない真砂裕夫妻に引き取られ養子縁組した。便宜上、旧姓を使用している。