第4話 青空のその先
文字数 557文字
「青空のその先」
■人物
少女(16)高校1年生。
少年(16)高校1年生。
■本編
少女「何かが始まる。そんな直感がビビッときた! こんなの初めてだった」
少女のMO「高1の夏休み。おばあちゃんの家に遊びに行った。田舎の海は広々としていて。私はこの海が昔から大好きだった。そんな海で。私は君と出会った。静かな海を突き飛ばすかのようにペットボトルロケットが空高く飛んでいった。その先に君がいた!」
少女「ねえ。何してるの?」
少年「宇宙を目指しているんだよ!」
少女のMO「君はなんのためらいもなく、そう言った。恥ずかしげもなく夢を語った。それが私には衝撃だった」
少女のMO「それから私は毎日君と海でペットボトルロケットを飛ばした」
少年「俺、もっと勉強して。頑張って。いつか宇宙を目指す仕事に就くんだ」
少女のMO「青い空のその先を指さして君はそう言った。私は圧倒されていた。語れるほどの夢なんて何も持っていなかったから」
少女「私も何か見つけられるかな?」
少年「探していれば、必ず見つかる。目指していれば、絶対叶う。俺はそう思う」
少女のMO「君が言ったからかな。その言葉、信じてみる気になったんだよ」
少女のMO「この物語は私と宇宙を夢見る君との、ひと夏の物語」
(おしまい)
■人物
少女(16)高校1年生。
少年(16)高校1年生。
■本編
少女「何かが始まる。そんな直感がビビッときた! こんなの初めてだった」
少女のMO「高1の夏休み。おばあちゃんの家に遊びに行った。田舎の海は広々としていて。私はこの海が昔から大好きだった。そんな海で。私は君と出会った。静かな海を突き飛ばすかのようにペットボトルロケットが空高く飛んでいった。その先に君がいた!」
少女「ねえ。何してるの?」
少年「宇宙を目指しているんだよ!」
少女のMO「君はなんのためらいもなく、そう言った。恥ずかしげもなく夢を語った。それが私には衝撃だった」
少女のMO「それから私は毎日君と海でペットボトルロケットを飛ばした」
少年「俺、もっと勉強して。頑張って。いつか宇宙を目指す仕事に就くんだ」
少女のMO「青い空のその先を指さして君はそう言った。私は圧倒されていた。語れるほどの夢なんて何も持っていなかったから」
少女「私も何か見つけられるかな?」
少年「探していれば、必ず見つかる。目指していれば、絶対叶う。俺はそう思う」
少女のMO「君が言ったからかな。その言葉、信じてみる気になったんだよ」
少女のMO「この物語は私と宇宙を夢見る君との、ひと夏の物語」
(おしまい)