深紅の道標

文字数 137文字



俺は手負いの熊を追っていた。おい!このダメ犬。弾も後一発しかねぇんだ。熊を逃したら、また鍬でブン殴るからな。雪に染みた紅の痕を辿っていると、いつの間にか夜になっている。暗闇から無数の光が現れた。野犬共が!すると猟犬は光の群れにゆっくり近付き・・こちらを振り返って牙を剥いた。
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登場人物紹介

作者の作品を、温かく見守る謎の老婆。


『冥土の土産は出来たのかい?』

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