性愛怪談

文字数 131文字



どうしようも無くお前を愛している。

親父に殴られて泣いている時、お前は涙を拭いてくれた。

恋人に裏切られて落ち込んでいる時、お前は慰めてくれた。

独り部屋で俯いている時、お前は励ましてくれた。

お前を失ったら俺は生きて行けない。

俺は自らの首に包丁を当て動脈を掻き切った。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

作者の作品を、温かく見守る謎の老婆。


『冥土の土産は出来たのかい?』

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み