文字数 125文字



その少年は「離人」と呼ばれていた。

見えない力か、はたまた呪いか

何故か誰もその少年の近くに

寄ることが出来ないのだ。

僕は死ぬまで独りぼっちだ。

そう少年が呟いた途端

遠くから巨大な球が

ザワザワと蠢きながら近づいて来る

私は「塊人」。

全ての人間を巻き込む者なり。
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登場人物紹介

作者の作品を、温かく見守る謎の老婆。


『冥土の土産は出来たのかい?』

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