静流の牢獄

文字数 138文字



その牢獄には娑婆からの川のせせらぎが聴こえる。罪を犯して投獄された身には、清らか過ぎるこの音色。まさに心が洗われる様ね。いつかここを出られたら、靴を脱いで足を入れてみたい。冷たくて凄く気持ちが良いでしょうね。でも私、沢山の人々を殺めてしまった・・200歳まで生きられるかしら。
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登場人物紹介

作者の作品を、温かく見守る謎の老婆。


『冥土の土産は出来たのかい?』

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