閉鎖都市

文字数 137文字



街は静観していた。その昔、人間はこの街を棄てた。暫くして、緑苔がビル群を飲み込み、動物達が戻ってきた。空気は清く、陽光が降り注ぐ。廃墟は動物園達の住処となった。街は優しく見守っていた。そんな或る日・・緑豊かで良い場所があると聞き付け、斧を持った大勢の人間が街を囲むのでした。
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登場人物紹介

作者の作品を、温かく見守る謎の老婆。


『冥土の土産は出来たのかい?』

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