柳橋駅の迷宮

文字数 136文字



もうどれだけの年月、彷徨ったのだろう。思えばスタートの時は、新たな土地を訪れる様な探究心と、燃え上がる情熱に満ち溢れていた。それが今はどうだ。この難解な迷い道と愛すべき壁に、憎悪と破壊を求めている。幸せなゴールなど最初から無かったのだ。この『不倫』と言う名の夢幻迷宮には。
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登場人物紹介

作者の作品を、温かく見守る謎の老婆。


『冥土の土産は出来たのかい?』

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