センソウ
文字数 330文字
休日は、お寺へいって日本の仏教に触れる。元来、一神教であるキリスト教の牧師が他の宗教施設にいくことはない。しかし、日常マンとしてはその土地の宗教を理解する必要はある。そこで、緑の迷彩服に身を包みヘルメットを被って出かける。手にはおもちゃのピストル。
「アサクサトイエバ、センソウジネ。」
「パンパン。」
鳩の周囲にピストルを撃つ。といっても、玉は豆。
「ハトニ、マメデッポウデス。」
周囲の人は、また何かの撮影かと思って注意もしない。
時折、観光客が銃撃とまちがえて警察を呼ぶことがある。
「またですか?紛らわしいことはやめてくださいよ。テロリストと間違われますよ。」
と、警官もあきれて注意する。
「ダイジョウブネ。ブラックリストノッタカラ。」
「アサクサトイエバ、センソウジネ。」
「パンパン。」
鳩の周囲にピストルを撃つ。といっても、玉は豆。
「ハトニ、マメデッポウデス。」
周囲の人は、また何かの撮影かと思って注意もしない。
時折、観光客が銃撃とまちがえて警察を呼ぶことがある。
「またですか?紛らわしいことはやめてくださいよ。テロリストと間違われますよ。」
と、警官もあきれて注意する。
「ダイジョウブネ。ブラックリストノッタカラ。」