私のひとりごと。独壇場
文字数 677文字
【ご案内】
こちらのひとりごとは「芯の強さ」を強化したい時におすすめのひとりごとです。(誰かを侮りたい時のための言葉ではございませんので悪しからず)
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引け。ここはお前の戦場ではない。気づけ、その姿が私の邪魔になると思うか。視界にすら入らず敵になることも叶わない。
察せ、この世の統治者は誰なのか。示せ、即時撤退の意思。知れ、今お前の手にあるのは降伏の二文字のみ。
微笑みを絶やさぬ者が、弱いとでも言いたいのか。許容範囲の広い者が、誰彼関係なく迎合するとでも思うのか。
勘違いも甚だしい。この世で一番強いのは、闇夜の冷たさと溜息の意味を学ぶ過程に、涙で笑顔を磨いた者。涙を笑顔に進化させた者だ。肩書、過去の栄光、慢心にもたれるお前ではない。
もうわかるだろう、我々を分かつのは勝ち負けではない。出自でもなければ天資でもない。意志の強さだ。ここにある差はそれだけだ。
その点において、お前は遥かに……なあ?
私が屈するとでも思ったか。諦めるとでも期待したか。いつも通り、いつまでも、笑顔で受け流すとでも思ったか。己の短絡的思考を呪え。
懺悔するといい、全て間違いであったと。後悔するといい、全て間違いであったと。嘆くといい、全て間違いであったと。そして生涯思い返すがいい。
ごめんなさい、忘れたい、だと?もう遅い。私の言葉に触れたが最後、二度と元には戻れない。喜べ。片時も離さず、永遠にそばにいてやるよ。
引け。ここはお前の戦場ではない、部外者よ。気づけ、その姿が私の邪魔になると思うか。視界にすら入らず敵になることも叶わない。
この