６．大人になったヒトのひとりごと。戦士の相棒。

大人って大変だ。大人は日々、仕事や家事と戦うことを宿命づけられた気高き戦士。人との触れ合いを楽しみながら自分と向き合い続け、社会を航海する自分(ふね)を強くしてゆく。そして目の前に広がるのは、永遠に思えるほどひたすら続く日常という名のレベルアップの旅路。

溜まってゆく疲労と溜息。そこに必要なのはきっと希望と息抜き。

いつもそばにある姿、君は希望。手を伸ばせば瞬時に始まる心の息抜き。逢えなくても、支えあっているのがわかる。思い出の宝箱を開ければ胸をくすぐる優しい笑い声。君と過ごしたあの頃の思い出は、夜の海を航(わた)るための笑顔の灯火。変わらぬ安心感に心ゆくまで甘やかされて、静かに確かに広がる幸せ。今なら、何でもできる気がする。

いつまでもそばにいて欲しい。友よ、君は戦士の相棒。