61:中傷マシュマロから考えたこと

文字数 4,032文字

【俺の抱えている問題】

先日貰ったマシュマロのある一文が、棘のように刺さって抜け出せない件について。そこに書かれていた”書きたくないものに書く”という言葉は、その悪意を持っている人に関してはどうでもいいんだけど、他にもそう思っている人がいるのでは? と思ってしまい、俺は現在レビューを書くとこができない。

どうやって書いてたのかすら、分からなくなってしまった。早く書いてあげたいのに。何も頭に入って来ない。やりたいこと全部投げて、創作界には平等で公平な視点でレビューを書ける人が必要だと思って頑張って来たのに。

誇りを持ってやってきたのに。
それが全然伝わってないと思った。

自分は50本以上書きかけの小説があって、週に22作以上更新してた。自分の時間を削っても、相互さんたちの為に、自分が出来ることをしてあげたいと思った。

あなたは俺のしていることができますか?
小説を書くことを捨てて、無償で誰かの為だけに命削ってレビューを書き続けることが。眠たくても、仕事の為に朝早くても。ルビが全然ふられてなくて泣きそうになっても。一ページの量が多すぎて、読むのが大変でも。造語の読み方が書いてなくて、レビューが書き辛くても。常用しない言葉の意味が全く書かれていなくても。

俺は平等に公平に書いてきました。
もしレビューを書いた相手の中に、そんなことを考える人がいるとするならば、俺はその人あてのレビューは消したいと思った。あなたに差し上げる価値はない。

レビューは贈り物です。
人柄の優れている人の作品だから素晴らしい。
俺にとって相互さんたちは自慢の存在です。
ずっと支えてくれてた。
思い遣りのない人間は、俺にとって人間ではない。ただの空気です。俺はそんな相手にレビューを書いたのかと思うと悔しくて堪らない。
でも、どんなにリムれと言っても、人数は減らない。その事が逆に恐怖だった。

居ないと信じたいけど。
信じられない。

どうしたらいいんだろうって思った。

俺は二人の人にこのこと話しました。
そこで、ある納得のいく答えを貰った。

【その人は”平等、公平の意味を履き違えている”と】
と言われたのです。そこでやっと光が差した。

平等公平というのは、文字数の話ではない。
向き合う姿勢のことを言っているんです。
どんなジャンルであろうが、何とも比べずに書く。

**
1 読みたくないものは拒否しています。
趣味趣向性描写のもの。
例えばBLに多い、〇道攻め、二輪挿しなど。
俺はそんな趣味ないし、痛そうなものは好きじゃないです。

性描写の多いもの。
そういう営みに対して、レビューを書くことは出来ません。何故なら主観になるから。あなたは俺の目の前で愛の営みをしていて、それを俺に評価しろというのか? という話。あなたの趣向にケチつける意味も分からないし、そんなものは読みたい人が勝手に読めばいい。

俺に何を求めてるのか?
とても謎です。
俺はエ口本にレビュー書いているわけじゃないんです。

2 書きたくないものは断ります。

それは奨めたくないものということ。例えばBLのオメガバースは好きじゃないです。なぜならそれはBLじゃないから。あれは、人外ヒューマンドラマなんですよ。男性体だけ出すのは、ただのご都合主義。世界観が充分に発揮できてない。

俺は物申す意味であえてそのジャンルで書いてます。

しかしながら、BL寄りになるどころかミステリーになった。世界観を活かすということはそういうことなんですよ。単に、誰かとくっつかどうかでもないし、Ωであることに悩む話でもない。もっと社会的に書くべきなんですね。俺はあのジャンルをBL書くということに疑問を感じています。

それはどういうことかというと。
身体も心も男性として産まれてきたのに、どうして自分を虐げる、しかも同じ男に対して恋愛感情を抱くことができるのか? とっても謎なんです

ここがちゃんと描かれているものは、読む価値があると思います。ですがBLというのはそもそも、男性同士が惹かれて当たり前の世界。それ自体を理解しているので、根本的に読みたくないんです。なので、はじめから拒否しています。現在は我慢して書くことも、読むことしてない。

そして矛盾を感じてしまう作品はお奨めできません。
これに関しては、そういう作品があったら作家さんに詳しく聞こうと思ってます。
そこまでしているんですよ。
なのにどうしてそんな言葉が出てくるのか?
そこにずっと疑問を感じていた。

でも平等・公平の意味を履き違えていると考えれば、確かに納得は行く。
なので、ここで文字数が上限する理由を一から話すべきではないかと思った。
そして俺がレビューを書く意味も。

まず自分は、作品と読者を繋ぐために活動をしています。
レビューを書くのはその方法の一つでしかない。

レビューが欲しいよーという人は、大抵レビューが何か分かってないと思います。作品評価の為に書かれるものでも、あなたの承認欲求を満たすためのものでもありません。一般的に書かれる”レビュー”というものは、作品に興味を持たせるために、良いところをお奨めするために書かれるものです。その為、宣伝に使った時、効果が出ます。なので、PVが0の時など、レビューを添付して拡散すると、効果がでる可能性が高い。

しかし、それは微々たるものかもしれない。
俺が以前、朝晩宣伝していた時、PVは250~700動いたんですよね。それが作品にどれくらい繋がっているのかは分かりません。俺がPVをつけてあげられるのは、レビューが上手いからじゃないんです。

レビュー師という肩書効果。
でも、一人で拡散していても疲れるだけなんです。本人が喜んでなければ、あんまり意味もない。中には全く無視する人もいます。俺はこの方を切るかどうかは、非常に迷いました。多分そのうち切ります。

RTくらいはしてくださいよと思う。
レビューが気に入らないなら、俺に苦情を言えばいい話。俺は色んな作品のレビューの修正をしています。レビューはね、押し付けるものじゃないんですよ。相手が望んでいなければ書く必要はないし、要らないと言えばいいだけ。単なる善意でしかないのだから。

俺も勝手に書かれた内容がそぐわなかったので、修正を申し出たところ、謝罪がなかったので叩きましたけどね。書く方が偉いわけじゃない。

俺はずっと、
「信頼関係を築いていきましょうね。
言いやすい環境を作りたいです」
と言ってきた。
「人の話し、何聞いてたんですか?
俺がそんなに怖いですか?」
と聞きたい。

俺は間違っていたらちゃんと謝罪もしますし、修正もさせていただきます。誇りを持ってレビュー師をしているんです。あなた方は、書籍化やプロを目指している。だから俺も遊びでやっていない。お金を取っていないだけで、仕事と同じです。
なので、苦情があればDMでお願いします。

**

そして、文字数について。お話します。
俺は登場人物、世界観、物語という主に三種で書いています。これが文字数に影響します。

まず4万文字以下の短編というのは、どうしても短くなります。何故なら、情報が限られてしまうから。その中でも、現代を舞台にしているものは、世界観について記載することが少ない為に、文字数が少なくなります。

俺は自分が書いているレビューが、1000文字程度のものは感想寄りと言っています。

世界観→現代ものは書くことがあまりない為に少なくなる。
登場人物→世界観重視のものは書くことが少ない。
物語について→オリジナリティが少ないとあまり書くことがない。

何故なら、レビューというのは作品紹介だからです。ネタバレをしないで書くにはどうしても書けないことがある。なので、あらすじをちゃんと書いてくださいね、と常日頃から言っているんですね。

レビューを書く範囲は、あらすじで決まります。
そして漏洩して良い情報もあらすじで決まります。

だから、レビューを書いた後に確認をお願いしています。もしかしたら出していい情報をいただけるかもしれないし。作品紹介である以上、俺は作家さん自身と相談して決定するものだと考えています。もし、俺だけに許された公開許可のある情報なら、それは光栄なことです。

引用についても勝手に書くことはできません。なので許可をいただいています。この文が素晴らしいので、引用させてほしいと。ここまでしているんですよ。書きたくないものなんて書けるわけがない。

そして文字数が大幅に増える理由。
それは読者に理解を促すことで、繋がると考えた場合。
正しく理解しなければ、作品は100%楽しめないんです。それは作風に合わせて作品内で書かれることもあるし、補足にあることもある。

しかし作品紹介なのだから、それをレビューで説明するのは当たり前なんです。
なぜならレビューは、読んだことのない人が最初に目にするために書かれるものだから。

なので、世界観が特殊なもの。
理解の難しい用語のあるもの。
それらはレビューで補足しています。
だから文字数が増える。

もし。誰かと比べて文字数が少ないと思うのであれば、まず書かれた時期を確認してください。

俺もね、毎日書いていたらうまくはなるんですよ。コツだって掴む。初期の頃のは下手だし、文字数は現在に比べて少ないです。

次に世界観の確認をしてください。
現代であれば少なくなります。そして重要なのはあらすじ。
文字数が少ない一番の原因は、あらすじにあります。
そこから得られる情報が少なければ、俺は書いていないことはネタバレとみなし、書くことが出来ません。

あらすじの書き方はいろんなところで説明をしています。最低でも、誰が何をする物語なのか書きましょう。これだけの情報があって初めてレビューは書けます。
まず悩む前に、あらすじを是非とも確認してください。あらすじを変えたので、レビューを書き直して欲しいという依頼は、いくらでも喜んで引き受けます。

ただ時間がなくてゆっくりになります。
そこはご了承ください。


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