28:相談を受ける側の向き不向き

文字数 717文字

相談を受ける側の向き不向き

ちょっとこれについて考えてみた

向いている人、自分ならを語らない。相手がどうあるべきか。
つまり、相手の性格で考えてあげられる。

まず、相談なのか愚痴なのか。
その見極めも大切。

愚痴ならね、多少主観でこうしたらどうよと、意見は言えるんですよ。何故なら愚痴は相手の意見を参考にしようという姿勢ではないから。

例えば怒りの共有を求めているのであって解決策を求めているわけじゃない。
相談の場合は、自分の視野が狭くなってしまってSOSを求めているんですね。

なので、相談された人がどうするかは聞いていないんですよ。

例えば、
「火事で逃げられない」
だから助けに来て欲しいといっているのに、自分なら飛び降りるというのは、噛み合ってないし意味不明ってこと。

じゃあ相談されたらどうしてあげたらいいのか?

まずしっかり話を聞いてあげること。
なるべく話の途中で口を挟まない。
それでも相手が聞いてくれているのか心配になってしまうのであれば、相槌を打てばいい。

話を聞いたら状況を把握すること。
わからないところは質問する。
相手がどういう状況で、何に困っているのか理解してあげることが、重要。

そこで初めて、相手がどんな解決を求めているのかを聞く。

揉め事なら、穏便なのか、謝らせたいのか、いろいろあると思うんだけど。どういうラストを求めているのか?
わからないと相談に乗れないのよ。
大体にして、自分ならこうするといってしまう人は、相手が何を求めて相談しているのか分かっていない。

もしかしたら、悩むこと自体がおかしいのか?と聞いている場合もあるし、解決を望んでいるわけではない場合もある。

何をしてあげられるのかは、まず話を聞かないとわからないよ、ということ。
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