第22話

文字数 7,632文字

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 一日が経った。雨が強く風も強い。どうやらいまがピークのようだ。天気予報によれば、台風は午前中に太平洋に抜けるようだ。台風の影響もあるが、土曜ということもあって、電車は空いていた。途中にあるコーヒーショップでテイクアウトしたコーヒーをちびりちびりやりながら、私だけしかいない事務所の自分のデスクで、さきほどから携帯を手に取ってはまたデスクの上に置く動作を繰り返していた。やはり小田愛子からの連絡を待つべきだろうと思った。こちらからかけるほどの勇気と図々しさは幸か不幸か持ち合わせてはいなかった。
 あれから少しずつわかってきた。やはり同姓同名の別人ではなかった。ホストクラブの店名でわかった。わかっている詳細はこうだ。
 二十四日午前六時ごろ、品川区北品川の北丸公園で、近所の主婦が犬の散歩をしていたところ、公園のベンチで座るように死んでいた小田英明をみつけ警察に通報した。死因は腹部を鋭利な刃物で刺されたことによる外傷性ショック死。死亡推定時刻は、二十三日の午後十時から午前零時の間。いまのところ犯人の目撃情報はなし。凶器もまだみつかっていない。小田英明の足取りは、二十日に通常どおり新宿のホストクラブに出ていたところまではつかんでいるが、二十一日以降の足取りは不明だった。なお二十一日は夕方本人からの電話で休むとの連絡があって店を休んだが、その後は連絡がない。遺体には財布や携帯などの所持品は残されていなかった。そのことにより、警察は怨恨と物取りの線で現在捜査中とのことだった。
 問題は、小田愛子が涼平のことを警察に話したかどうかだ。おそらく話してはいないだろう。そうなると私のことも話していないことになる。いまのところ刑事が私を訪ねてきてはいなかった。
 デスクの上の携帯が突然鳴り、体がビクンと反応した。出ると、所長からだった。事務所にいると伝えると、これから行ってもいいか、と聞いてきた。私は待っているといって電話を切った。
 一時間ほどして所長がきた。デスクの前のソファーに座るなり、大きな声で、急に野暮用が入ったんで少し遅れたといった。
「めずらしいじゃないか。ここにくるなんて」
 私はそういってデスクから所長の前のソファーに移った。
「近くに用事もあったんでな」
 所長はそういうとニヤッと笑った。そんなはずはないだろう、と私は口に出かかったが、飲み込んだ。事務所にいて采配を振るうのが、所長の最大の役目なのだが、それを放り出すほどの用事ができたとは思えない。たぶん事務所にいても落ち着かないので、理由をつけてわざわざここまでやってきたに違いない。だが私は、それをとやかくいうほど、野暮ではなかった。
「今日はひとりなのか」
 電話の音がしない事務所は静まりかえっていた。
「土曜日だからな」
「そうか。そうだったな。こちらは仕事だ。いつもながら貧乏暇なしだ」
「暇よりいいさ」
「今日は仕事か」
「家にいてもやることがないので出てきた」
「あまり聞きたくないセリフだな」
「ところで今日はなんだ」
「サブやんに頼まれていた例の件を調べた」
「本当か。ずいぶん速いじゃないか」
「俺のモットーは〈迅速果敢〉だ」
 寝た子を起こしてしまったようだ。一瞬悔やんだが、流れにまかせるしかない。私のモットーは〈見る前に飛べ〉と〈行雲流水〉だ。
「ちょっと待ってくれ」
 私はソファーから離れ、法律事務所側にある冷蔵庫からお茶のペットボトルを出し、ふたつのコップに注いだ。
「ビールじゃないが勘弁してくれ」
 そういいながら戻った私は、コップをテーブルの上に置いた。所長はすぐに手をつけた。
「実は喉が渇いていた。こっちのほうがありがたい」
 一気に飲み干すと、所長は口を開いた。
「懇意にしている雑誌編集者から根掘り葉掘り聞いた。いやあ金がかかった。口がなめらかになるまでずいぶん飲みやがってな」
 所長は早口で喋った。
「そいつは大変だったな。かかった分は今度まわしてくれる仕事から引いておいてくれ」
「ツケにしておくさ。それでなにから話すか……やはり園部と秋本の話からにするか……まず園部だが、やつは週刊誌専門で、それなりに信用もあって重宝がられているようだ。フットワークの軽さが受けているんだとさ」
「それは本人もいっていた」
「そうか。セールスポイントというわけか……それで園部だが、記事もきちんとウラを取って間違いはないと、飲んべえがいっていた。ただ、仕事はできるんだが、酒にだらしがないらしい。酒での失敗は数え上げたらきりがないと、その飲んべえが話していた。なんでも、もとは一般紙の記者なんだとさ。それが酒のうえで上司と口論になり、ぶん殴って地方に飛ばされた。その地方でも酒で失敗して、辞めざるを得なくなり、それでフリーになったというわけだ。そんなこんなで女房にも逃げられたらしい。そんなわけだが、園部は仕事に関してはおおむね評判はいい。そこへいくと、秋本は評判が悪い。年齢は四十そこそこで、ヤクザも道を譲るという相当の悪相らしい」
「なに、悪相。怖い顔なんだな」
「どうした大きな声を出して」
「いや、悪い。続けてくれ」
 小田愛子がいっていた怖い顔が現実味を帯びてきた。
「秋本は記事をネタに恐喝まがいのこともやって、だんだん評判を落としていったようだ。一流どころでは相手にされず、下ネタとゴシップ満載の低俗雑誌がやつのいまのフィールドだ。もともとは裏社会のレポートでは定評があったが、だんだんとヤクザ社会に染まっていったんではないかと、飲んべえの評だ。ようするに、金のためならなんでもやるタイプの男だ。法すれすれのところで生きているやつだな。ふたりとも付き合うのには注意が必要だが、特に秋本は要注意だ。あ、それから秋本だが、飲んべえがいうには、最近金まわりがよくなり、銀座のクラブに出入りしているんだとさ。いい金づるをつかまえたようだ、と飲んべえが悔しがっていた」
「なるほど。よくわかった」
「次に、保守党の次期総裁選だが」
 所長がなぜか声を落とした。私は少し前かがみになった。
「この前もいったが、総裁選はかなり熾烈な争いになっているようだ。こちらは例の土屋記者に聞いたんだが、永田町の噂では、野島秋声と藤井康次はほとんど横一線らしい。だから、一歩前に出るために、両陣営とも相手側のスキャンダルを血まなこになってさがしているというわけだ」
「聞いた話では、汚い手は使わないようにしようと、トップ同士が手打ちをしたとのことだが」
「その話は土屋も知っていた。だけど鼻で笑っていたよ。そういうことだ」
「ポーズというわけか」
「まあ、おおっぴらに動けなくなることはあるかも知れないがな」
 戸川凛子もいっていた。永田町は魑魅魍魎が跋扈する世界だと。その世界に住む政治家がいうんだから間違いない。
「そこでだ、野島陣営の最前線で動いているのが、関森正人幹事長代理と戸川凛子代議士だ。いっぽう藤井陣営の切り込み隊長が、草野篤彦代議士とその下っ引きの秋本晃だ。そういうわけで、総裁選に関しては、これからも一波乱も二波乱もありそうだな」
「わかった。それで草野篤彦代議士に関してはどうなんだ」
「居酒屋のオヤジから政界に転身して話題になったが、最近は別の話題でマスコミを賑わしているこの先生は、たしか四十六歳だ。親父がやっていた酒屋をいまのように大きくしたんだから商才はあるんだろうな。この先生は新人の割には前から超タカ派の過激な言動で、ある意味有名だった。春に尖閣諸島の魚釣島に強行上陸しようとしたこともある。もっとも、このときは漁船ですぐ近くまでいったが波が荒くて中止したんだが。まあ、一言でいえば目立ちがり屋の男だ。最近では、わが国も核を持つべきだ、と発言して物議を醸したりしている」
「そいつは物騒な先生だな」
「たしかに物騒な先生なんだが、一部でマニアックな支持者もいる。とにかくこの先生は、敵とみなすと、マスコミだろうが、個人だろうが、攻撃が凄まじい。それは時として言葉であったり、文字であったりするんだ。誹謗中傷などおかまいなしだ。それが、拍手喝采する人たちにとっては、普段抱え込んでいる欲求不満の捌け口になっているとみることもできる。本人もそれを充分に意識しているきらいがある。それと、人によって程度の差はあるが、普遍的に持っているナショナリズム的なところを、くすぐるような高等戦術も持ち合わせている。もっとも、これはどこかの評論家の受け売りだがな」
 所長が苦笑いを浮かべた。私もつられた。
「草野代議士は藤井派のまだ下っ端なんだが、切り込み隊長の役目を名乗り出たらしい。ここで敵の大将の首を取れば一番手柄になる。そうなると、将来は大臣だって夢ではないからな」
「それで、どうなんだ。草野と秋本ペアは野島のスキャンダルをつかんだふしがあるのか」
「それなんだよ。どうやらつかんではいないようだ。だからかえって危険なんだよ。やつらは功を焦っているのは間違いない。気をつけなければいけないのは暴走だ。わかるな」
「どういうことだ」
「サブやんが狙われる可能性があるということだよ」
「私が?」
「まさか戸川凛子を狙うわけにはいかないだろう。サブやんが戸川代議士と接触したのを向こうはつかんでいると思うから、狙うとしたらサブやんだ」
「なるほど」
「なるほどじゃないよ。充分に気をつけてくれよ」
「わかった」
「話は以上だ。じゃあ俺は帰るよ」
 所長が腰を浮かせた。私にはまだ話があった。
「申し訳ないがもうひとつ頼みがある」
「まだあるのか……」
 所長が座り直した。
「北品川の北丸公園で男の刺殺遺体がみつかった事件を知っているか」
「もしかしてきのうニュースでやっていたやつか」
「そうだ」
「たしか近所の主婦が犬の散歩をしていてみつけたんだったな」
「被害者は、小田英明、二十八歳、新宿のホストクラブのホストだ」
「嫌な予感がしてきたな……それで?」
「事件の詳細を知りたいのだが、所長のむかしのコネでなんとかならないかな」
「また無理難題をいいやがる……品川警察署に知っている刑事がいることはいる。まだ定年退官前だったはずだ……クソ、これっきりだぞ」
「すまんな」
「それほど興味を引く事件でもないが……話せるのなら理由を教えてくれ」
 戸川凛子には悪いが、ある程度は話をすると決めた。
「戸川凛子代議士からの依頼は、ある若者をさがすことだった。若者は腎臓移植のドナーだ」
「うん? なんだって?」
「腎臓移植だ。所長はその知識はあるか」
「悪いがほとんどない」
「私は戸川代議士からレクチャーを受けたが、ここでうまく説明できそうもないので悪いが割愛する。ただ、臓器を提供するほうをドナーで提供されるほうをレシピエントというんだ。それだけを覚えていてほしい。そして若者の名前が南雲直人で、ドナーだ。いっぽうレシピエントは彼の叔母で、名前が片桐道子だ」
「南雲直人に片桐道子だな。よしわかった」
「南雲直人は大学生だ。彼の両親は彼が中学のときに事故死している。それから叔母の片桐道子に世話になっている」
「なるほど」
「その南雲直人だが、移植手術前の検査入院の直前で失踪した。ただ片桐道子は失踪という言葉に抵抗を持っている。彼女がいうには、透析をしている自分の境遇を不憫に思った直人がドナーを買って出たが、直前でそれが重荷になって一時的に姿を消したんだと、まあそういうことをいっている」
「南雲直人が叔母さんに恩義を感じていてもおかしくはないな。だが、買って出たがいざとなって重荷になったこともわかるな」
「それで、直人の失踪にからんで片桐道子の息子に話を聞く必要が出てきた。息子は片桐涼平というんだが、アパートに行ってみると、どうやら涼平も姿を消したふしがある」
「ふーん、おもしろくなってきたな」
 所長の背中が丸まった。
「そのアパートで小田愛子という娘に会った。彼女も涼平をさがしていた」
「ちょっと待ってくれ。きのうの事件の被害者も小田というが……」
「さすがに所長は勘が鋭い。小田英明と小田愛子は兄妹だ」
「ふーん、ますますおもしろくなってきたな」
 所長の背中がもっと丸まった。
「小田愛子から話を聞いた。どうやら涼平は小田英明から強請られていたようなんだ」
「ふーん、それで」
 所長が気味の悪い笑いを浮かべた。むかしの刑事魂が疼いたか。
「手口は古典的な美人局だ。英明は知り合いのキャバクラの女を自分の恋人だといって涼平に紹介しておいてから、女に誘惑させた。そこでお金を要求した」
「いくらだ」
「二百万だ」
「微妙な金額だな。頑張れば出せない金額ではない」
「悪知恵が働くやつなんだろうな」
「質問はいいか」
「ああ」
「片桐涼平と小田英明の関係は?」
「むかしの暴走族仲間で小田英明がリーダーだった」
「では、片桐涼平と小田愛子の関係は?」
「小田愛子のほうが惚れているようだ」
「しかし小田愛子はよく話してくれたな」
「兄ちゃんが嫌いなんだってさ」
「それでは、戸川凛子と南雲直人の関係は?」
「直接の関係はないようだ。彼女は、医療保険問題に熱心に取り組んでいるようなんだが、その関係で腎臓移植を推進する協会とつながりがあり、そこでふたり、つまり片桐道子や南雲直人と知り合いになったと聞いた。直人が失踪したことを片桐道子から聞いてどうにも心配になって私に依頼した。それが真相だ。私が知っている範囲では」
「それだけの関係?」
「戸川凛子の母親は腎臓病で亡くなっているらしい。その母親と片桐道子が同年代なんだ」
「つまり、人ごとではないと」
「そういうことだろうな」
「それでは戸川代議士の依頼は、総裁選とは一切関係ないということか」
「ああ、関係ない」
「よし、わかった。少し時間をくれ」
「まだ続きがある」
「え、まだあるのか」
「小田愛子から聞いた話だ。私が小田愛子と会った前日に、彼女は涼平のアパートを訪ねているんだが、そのときやはり訪ねてきた週刊誌の記者をみているんだ。その記者はなんでもむかし暴走族の取材で小田英明と会っていて、それから最近は風俗の取材でつながりがあるらしい。彼女は記者の名前は知らないといっているが、なんでも怖い顔をしているらしい」
「怖い顔?」
「悪相だよ。それと風俗だ」
「おいおい、そいつはもしかして秋本晃だというのか」
 所長が腰を浮かせた。
「なんとなくそう思える。小田愛子がいう年齢も合っている」
「小田愛子はそいつと話はしなかったのか」
「怖い感じがして前から嫌いなんだとさ。だからそのときは声をかけなかったようだ」
「なぜそこに秋本晃が登場するんだ」
「わからない」
「そいつはなぜ片桐涼平をさがしているんだ」
「わからない」
「そいつは小田英明の恐喝に一枚噛んでいるんじゃないのか」
「そうかも知れない。話はまだある」
 所長がぐいと身を乗り出した。
「涼平と直人には後見人ともいうべき人物がいる。涼平の亡くなった父親がいた会社の社長と専務だ。専務の名前は阿比留伸介という。涼平の父親はそこの常務だった。会社は阿比留工業だ」
「ゼネコンの?」
「そうだ」
「その社長と専務には会ったことはあるのか」
「ある。ふたりとも涼平と直人の失踪を知っている。実は、二日前に専務のところに、涼平の居所を尋ねる電話があったということだ。それは中年の男の声だったらしい」
「まさかそいつも秋本だというのか」
「そう思えてしようがないんだ。ちょっとこれをみてくれ。考えを整理するために書いたのがある。事柄を時系列にしたものだ」
 所長がくる前に書いたメモ用紙を胸ポケットから出し、テーブルの上に置いた。
「所長が知らない事柄もあるが、まずはみてくれ」

○五月一日、涼平が小田英明に強請られるのを小田愛子が聞いた。
○五月十日ごろ、涼平が母親の道子にお金を借りようとするが断られる。
○五月十三日、涼平が阿比留伸介にお金を借りようとするが断られる。
○五月十五日、直人は阿比留伸介から涼平のお金のことを聞く。
○五月二十日、午後七時ごろ、直人のアパートで涼平らしき男と直人が言い争いをしている声を隣人が聞く。お金のことか?
○六月一日、直人が失踪。
○六月二十一日、金の工面ができずに涼平が失踪?
○六月二十一日、小田英明が店を休む。
○六月二十二日、夕方、小田愛子が涼平のアパートで週刊誌の男をみる。週刊誌の男は小田英明と知り合いである。秋本晃か?
○六月二十三日、午後四時ごろ、中年の男が阿比留伸介に電話で涼平の居所を尋ねる。秋本晃か?
○六月二十三日、小田英明が殺される。死亡推定時刻は午後十時から午前零時の間。

「直人と涼平の失踪が、小田英明と関係があるのかどうかはわからない。ましてや秋本が関係しているのかどうかもわからない。でもどこかでつながっているような気がする」
「サブやんの勘か」
「まあ、そうだ」
「涼平がお金の工面で動いているが、例の恐喝の金だな」
「そうだ」
「直人がそのお金のことを聞いたとあるが、気になるな」
「直人は涼平のことを兄のように慕っていたそうだ」
「なるほど。直人の性格がなんとなく読めてきたな。ただ、直人の失踪がそれに関係しているかどうかは、まだわからないな」
「そうなんだ。叔母の道子がいうように、ドナーのことでナーバスになっただけなのかも知れない」
「それと、小田英明の事件との関係と秋本の関係。問題はこれだな」
「どうも秋本が鍵を握っているような気がする」
「それも勘か」
「まあ、そうだ」
「ふーん、しかしおもしろくなってきやがったな」
 所長が鼻の穴を膨らませた。完全に寝た子を起こしてしまったようだ。もう後戻りはできない。
「悪いが手が空いたときに頼む」
「わかった。ところで、まもなく台風も抜けるだろう。そうなると台風一過で晴れだ。暑くなるかも知れないな。サブやんはどこかに出かけるのか」
「夜になったらキャバクラに行く」
「いま話した小田英明の女のところか」
「そうだ」
「ケツのケバまで抜かれないようにな」
「ああ、せいぜい気をつけるさ」
「じゃあ俺は帰る。とにかく少し時間をくれ」
 そういうと所長は慌ただしく事務所を出て行った。所長の体は踊っているように躍動感があった。
 新聞を二回読み、お茶を四杯飲み、トイレに五回行き、テレビのチャンネルを数え切れないぐらい変え、時間をつぶした。いい加減うんざりしたところで、時間になったので事務所を出た。結局、小田愛子からの連絡はなかった。
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