第33話
文字数 604文字
カチッカチッ。
「あら?もしかして、弾切れ?」
リブ達、騒動の中心からそこそこ離れた場所であった。
そこから私は、厳かな老人の背後にある魔法反射何とかを撃ち抜いていた。
「ちょっと距離があったけど、当たって良かったわ!」
向こうに居る全員が、こちらを向いている。
「あららん?本当に逃げたと思ったの?ふふふ。馬鹿しか居ないのかしら?私が近くに居たんじゃ、リブが本気で暴れられないでしょ?私は離れてる方が都合がいいのよ。お分かり?おマヌケさん達??ふふふ!」
魔法使いや銃を持った人間達が、こちらに魔法を詠唱したり銃口を向けていた。
あ、やべ。
挑発し過ぎた。
「嫌ああ!!ごめんなさい調子に乗りました許してください助けてえええ!!」
ズバババッ!!
こちらを狙っていた魔法使い達が、一斉に崩れ落ちる。
「でかしたわ!!ローレル!!」
リブが、私に銃口を向けている奴らを軒並み斬っていた。
「カッカッカッ!こりゃ1本取られたぜ、緑髪の姉ちゃん!!」
そう言いながら、銀髪を雑に後ろでまとめた赤いローブの青年は、爆炎を撒き散らしながら厳かな老人の取り巻き達を燃やしていく。
「カッカッカッ!!燃えろ燃えろ!!」
「アハハハハ!!私、斬ってる!人を!!アハハハハ!!最高ぅぅ!!」
ボンッ!ズバッ!
ザシュッ!!ゴオゥッ!!
人が半分に。
人が火だるまに。
阿鼻叫喚であった……。
「…………地獄絵図ね。」
私は流れ弾に当たらないよう、そっと物陰に隠れたのだった。
「あら?もしかして、弾切れ?」
リブ達、騒動の中心からそこそこ離れた場所であった。
そこから私は、厳かな老人の背後にある魔法反射何とかを撃ち抜いていた。
「ちょっと距離があったけど、当たって良かったわ!」
向こうに居る全員が、こちらを向いている。
「あららん?本当に逃げたと思ったの?ふふふ。馬鹿しか居ないのかしら?私が近くに居たんじゃ、リブが本気で暴れられないでしょ?私は離れてる方が都合がいいのよ。お分かり?おマヌケさん達??ふふふ!」
魔法使いや銃を持った人間達が、こちらに魔法を詠唱したり銃口を向けていた。
あ、やべ。
挑発し過ぎた。
「嫌ああ!!ごめんなさい調子に乗りました許してください助けてえええ!!」
ズバババッ!!
こちらを狙っていた魔法使い達が、一斉に崩れ落ちる。
「でかしたわ!!ローレル!!」
リブが、私に銃口を向けている奴らを軒並み斬っていた。
「カッカッカッ!こりゃ1本取られたぜ、緑髪の姉ちゃん!!」
そう言いながら、銀髪を雑に後ろでまとめた赤いローブの青年は、爆炎を撒き散らしながら厳かな老人の取り巻き達を燃やしていく。
「カッカッカッ!!燃えろ燃えろ!!」
「アハハハハ!!私、斬ってる!人を!!アハハハハ!!最高ぅぅ!!」
ボンッ!ズバッ!
ザシュッ!!ゴオゥッ!!
人が半分に。
人が火だるまに。
阿鼻叫喚であった……。
「…………地獄絵図ね。」
私は流れ弾に当たらないよう、そっと物陰に隠れたのだった。