真那と逢馬の関係
文字数 1,098文字
－現在－
《図書室》
赤司、どうかしたのか？
うん··ちょっとね、相談したい事があって··
·············
··D組の幼馴染みの事か？
っ！！！！
伊吹君は、手に取っていた本を
本棚の１番上の段に戻しながらそう答えた
···背、高いのねぇ
········そうか？
(前も思ったけど、これは確かにモテるタイプね)
····で、
幼馴染みの様子がおかしくて俺のとこに来たのか？
···見てた··よね
ああ··
いつもはあんな感じじゃないの··っ、もっと普通なの！
···········
だから、伊吹君なら何か分かるかなって思って··
···そうだな、あれは··
ガラ―··
っ！！
(借りていた本を返すのを忘れていたです)
···あ、十朱ちゃん
十朱··
···ん？
おや···、お二人ご一緒に本を借りにいらしていたのです？
ち、違うよっ！！
本を見ていたのは伊吹君で、私は伊吹君に少し相談したい事が··
ほほう
十朱、朝に騒いでたやつ見てたか？
朝···ですか
いや、私は最近もっぱら寝不足気味でしたので仮眠を取っておりました
····悪かったな
············
えっ？！
まあ、だとしても何となく言いたいことは分かっています
っ！！！！
だろーな··
(こ、この二人ってもしかして意外と接点がある···？！)
まぁ···、そんなに気に病む様なモノでは無いかと思いますが··
············
だってさ赤司
っ！！！！
·············
あ、あの··１つ聞いてもいい？
···ん？
ふ、二人はどの様な関係なの··？！
ﾄﾞｷﾄﾞｷ
···········
···········
···そうだな
強いて言うなら、仕事仲間かな
···私は、嫌だったのですが
死活問題でしたので致し方なく
···えっ？！
ま、まさか十朱ちゃんも··伊吹君と同じ様な··？！
·········
···んー、十朱の持つ能力と俺の能力は少し違うが、ジャンルは一緒ってとこかな？
っ！！！
···凄いね··っ！
··何だか、安心したわ··
ガラ――··
赤司さん···
居るかなぁ··？
っ！！！！
黒木君っ！！
あ···、居た··
良かった、中々戻ってこないから迎えに来たよ
ご免なさい···っ
水谷さんの事で、逢馬に相談してた？
うん··
取り敢えず、機会を伺って話を聞いてみるから
···私は、最悪の事態になったら使って下さい
えっ？！？！
え···？
では···、
先に教室に戻っておりますね
ガラ―··
···さて、
俺も行くぜ
··········
何が···、どうなってんの··？
·········
後でちゃんと説明するね··
