深夜の来訪
文字数 1,077文字
-PM8時30分-
《本のお宿》
七海の話によると···
七海が大好きな作家である藤田麻比呂先生の
小説コーナーには七海しか居なかった為
声に出して喜んでいた所、
いつの間にか横に男の子が立っていて
急に声をかけられた···と··
-AM0時40分-
《本のお宿》
と、その時···
その時何故か急に凄まじい眠気に苛まれた···
私の意識が徐々に薄れて行く中で聞こえた声··
『彼女は眠ってしまったけれど、君に出会えた事を感謝するよ···』
···確かにそう聞こえた気がした