第25話 エブリ視点 謁見
文字数 288文字
その日の内に王に謁見した。
「騎士王パルジファル陛下。本日をもって自分に修行の旅の許可を頂きたく参上致しました」
「決めるのが早くないかい?」
「更なる精進の為です。年度毎に帰国は致しますのでご慈悲を」
「うーん、困った。エブリ程の者に去られると私自身の修行の相手も不足してしまう」
「その点はぬかりないかと。ルナ・アースがいれば」
「ルナか……」
父はなぜか迷っているように見えた。ルナの実力なら問題ない筈だが、
何かあるのか?
「ご安心下さい、陛下。ルナ・アースの潜在能力はバルジ様より上を行きます」
「そうか……うん、判った。旅の許可を出そう」
父は口惜しやと言う雰囲気で渋々認めた。
「騎士王パルジファル陛下。本日をもって自分に修行の旅の許可を頂きたく参上致しました」
「決めるのが早くないかい?」
「更なる精進の為です。年度毎に帰国は致しますのでご慈悲を」
「うーん、困った。エブリ程の者に去られると私自身の修行の相手も不足してしまう」
「その点はぬかりないかと。ルナ・アースがいれば」
「ルナか……」
父はなぜか迷っているように見えた。ルナの実力なら問題ない筈だが、
何かあるのか?
「ご安心下さい、陛下。ルナ・アースの潜在能力はバルジ様より上を行きます」
「そうか……うん、判った。旅の許可を出そう」
父は口惜しやと言う雰囲気で渋々認めた。