【アーティスト】の定義
文字数 414文字
物凄く自然な事で、今まで自意識に留めた事って殆ど無かったと思うのですが、
とある方が切っ掛けで、
そしてお得意先の宛名を書いていた時にふと自覚した【心掛け】がありました。
それは、文字を書く際は書き順を初め、
「反り」や「止め」や「跳ね」、「払い」に逐一神経を添えて書いているという事。
それは多分、文字が心を伝える媒体だから。
活字一つでもその配列や並びによって言葉は起こされ想いは汲み出されて行かれるもの。
だから「あ」であろうと「か」だろうと、
主語でも述語でも修飾語でも、
一文字たりとも【気】の抜けた言葉なんて無いんです。
【文字】ってきっと、人の心そのものだから。
これは手紙やメッセージに留まらず、
宛名やメモにも共通して言える事。
舞踊や写真、映像や音や料理にも一貫して通ずる事。
文章でも絵画でも、【心】を込めてしたためた物は【アート】になる。
これは何も職業に括った言い方じゃない。
「アーティスト」って、きっと真心を贈れる人の事なんです。