誰かの心のゆとりって、そのまた誰かの心遣いによって保たれるものでもあると思う。
文字数 408文字
忙しくても終始心に【ゆとり】を保った状態で仕事を運ぶ事が出来るのは、
自分の周りにおられる方々が細やかな気配りをして下さるからなのだと思う。
「何度も電話してごめんね」
「教えてくれてありがとう。助かった」
「申し訳ないのだけれど、もう一つ調べて欲しい事があって」
ほんの些細な枕言葉や、
ささやかに挟んでくれる謝意やお礼。
「ささやか」なお心遣いだからこそ、
自分の心の隙間にもすっと入ってくれるんです。
そしてそれが、自分の心の【ゆとり】になる。
多忙な状況下だからこそ、
その中で「心配り」という一拍を省かず居て下さる方々には学ばせて頂く事ばかり。
その度に自分の「身の振り」を顧みずには居られません。
誰よりもまずご自身のゆとりを守って下さる方だから、
その方と接する相手も又、心にゆとりを置かせ続けられるんです。
そしてそんな方々だからこそ、
ふとした瞬間零れる仕事の愚痴や不満の受け皿にも
「なってあげたい」と思わずには居られないんです。