12：夢と魔法と呪いに溢れたファンタジーアニメ！『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』
文字数 3,475文字
さて、今日は『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』というアニメ映画の話だね。前回のクイズでわかった人は居たかな？
聞いたことのない作品ね。いつ頃の作品なの？
えっと……2013年12月公開だって。
うわっ、3年以上前なのかぁ。私これ劇場で観たんだよねぇ。
あぁぁ年取ったなぁ……
確か同じような話を前にもしたわね。なんだったかしら？
あーっと、パシフィック・リムかな。あれも確か2013年公開だったはず。
パシフィック・リムってどういう映画？
巨大ロボが巨大怪獣と戦う映画よ。
そうするとこの映画も怪獣とロボが戦うの？
いやいや、なんでそうなる……あれ、ロボも怪獣も出てきたかもしれない……
ほらやっぱりー！
2013年はロボと怪獣の年だったのね……！
いややっぱり違う！ なんか勘違いされてる気がする！
はい、あらすじいきまーす！！！
無理やりだなー
いいの！ 細かいことを気にしてたら大きくなれないんだよ！
私を見てみなよ、こんなに立派に成長したよ！
一部、胸のあたりが成長してないけどね。
怒るよ！
――あらすじ――
ではいつものように予告編（You Tube）なんだけど、今回は結構たくさん種類があったので、とりあえず一番ストーリーとかわかりそうなのをチョイスしてます！
他の動画はどんな感じなのー？
ありがたいことに公式サイトがありましたので、メニューの『トレーラー』からどうぞ。今回の奴はその中の「トレーラー①」だね。
……ねぇ、公式サイトに『ストーリー』のメニューがあるんだけど、あらすじはそっちを見てもらえばいいんじゃ――
恋美ちゃん！ それ以上言ったら駄目だ！！
き、急に大声出してどうしたの？
そんな他力本願なことを言ってると、最終的には「各自で話とか調べてね！」とか「各自で面白い映画を調べてね！」とか言い出すようになっちゃうよ！
いや、そこまではならないと思うわ。
んあぁ～、もう公式サイトに誘導すりゃよくねぇ～？
えぇぇ……
言わんこっちゃない！ 芸夢先輩がダラケてしまったぁ！
んあぁぁ～、何もかもめんどくさい。息をするのもめんどくさい。
いや、芸夢先輩は死んでますし元から息してないですよ……
芸夢先輩を元に戻すには私達がちゃんとしたあらすじ紹介をしないといけない！ 頑張ろう恋美ちゃん！
……わかった。悪かったわよ。だから先輩もあまり悪ノリをしないでください。
はーい！
さて、それじゃあらすじだけど、その前にキャラクターの説明だけしちゃうね。
ややこしめ？
んー、そうでも無いと思うんだけど、このアニメって漫画原作なんだよね。
それで前知識として知っておくといいかなっていう簡単な設定だけおさらいしておこうと思ったの。
あら、漫画があるのね。
うん。持ってるから今度読みにくる？
是非お願いするわ。
私も行くー。
おっけおっけ。
さて、それでキャラクターね。
まず主人公のヨヨと妹のネネは、魔の国に暮らす魔女の姉妹なんだ。緑の髪がヨヨで、黒髪お姉さんがネネだよ。
あら、逆じゃないの？ 公式のトップに居る二人がヨヨとネネよね？
ヨヨがお姉さんであってるんだよねー。12年間氷漬けで封印されてたせいで子供のままなの。
このあたりの細かい展開は原作漫画で語られてるからそっちをチェックだ！
なるほどね。
あれ？ 私の画面だとトップはビルとか刺さってる樹が映ってるよ？ どこにいるの？
あー、開く度に変わるみたいだから何回かリロードすれば出てくると思うよ。
まぁ「キャラクター」のページ見てもらった方が早いんだけどね。
あ、出たー。
それじゃ簡単な背景がわかった所で今度こそあらすじいくぞー！
呪いを専門に扱う「のろい屋」を営む魔法使い・ヨヨとネネは、突然魔の国に現れた巨大な樹の調査に乗り出す。これが動画の18～22秒のやつね。
この樹には私達の世界にあるような高層ビルがくっついてるんだ。
ところが調査の過程でヨヨがビルのエレベーターに乗ると、そのまま逆に私達の世界へと転移してしまうんだ。
ネネちゃんはー？
そのまま魔の国に居るよ。離れ離れになっちゃうんだね。
こちらの世界に来たヨヨは、そこで孝洋(たかひろ)という小学生に出会うんだ。
だけどその直後、彼の両親が呪いによって化物に姿が変わってしまうの！
ネネちゃんともなんとかコンタクトすることができたヨヨは、孝洋の両親にかけられた呪いと、魔の国に出現した大樹に何か関係があると睨み、「のろい屋」として呪いの原因を突き止めるために動き出すのだった！
……やっぱり、だいたい公式サイトのあらすじと同じじゃない？
んあぁぁぁ～ぃ！
コラ！ 恋美ちゃん！
はいはい……
――ヨヨとネネの魅力――
この作品は、目を見張るようなカラフルでポップな映像が凄く綺麗なんだ！
原作漫画が独特な世界観だけど、それを丁寧に、かつ独自のものとして描いてるよ。
別の映画を観に行った時に予告で流れた映像を観て、その雰囲気に一気に引き込まれたんだ。
こういうのって観てて凄く気持ちいいんだよね。
あれ、でも以前に黒澤明の『用心棒』（※白黒映画）を観た時に、
「いやー、やっぱり白黒は雰囲気あっていいよねー！」
って言ってなかった？
いやいや、それはそれでしょ！
三船敏郎めっちゃカッコいいんだよ本当に！
『赤ひげ』とか最近だと胡麻麦茶のCMで使われてたね。三船敏郎さんじゃなかったけど。
結構雰囲気出てたよねー。
ま、そんな感じで白黒映画も良いところはあるけど、ヨヨとネネの映像は凄く綺麗で明るくて、元気になれるんだ！
ほんと、アニメーションとかどうやって作ってるのかしらね。凄いわ。
えーっと、ヨヨとネネを作ってるのは『ufotable』ってアニメーション会社らしいですねー。
……思ったんだけど、先輩ってそういうのどうやって調べてます？ スマホとか操作してないですよね。
んー、なんか電波的なのを飛ばして……みたいな？
すっげぇ！！ 幽霊すっげぇ！！！
あ、思い出したわ。「ufotable」って『住めば都のコスモス荘』を作ってたところじゃないかしら？
お、あってるよー！
それってどういう奴？ 映画？
いえ、TVアニメね。原作はライトノベルなのだけど、ギャグがメインの変身ヒーローものよ。
へー、そんなのがあったんだ。知らなかったなぁ。
あれ、魅力って映像が綺麗なだけなのー？
おっと脱線してた！ それだけじゃないよ！
ヨヨ達は「呪い」というものを生業としてる魔法使いじゃない？ この辺りの価値観が私達と完全に違うんだよね。
そういう異世界としての考え方の違いを上手く落とし込んでるストーリーも素晴らしいんだ。
それは凄く楽しみね。
さらに原作漫画を読むと色々な小ネタも知ることができてさらにお得！ やったね！
やったね！
えっ……
チラッ
チラッ
や、やったね……
はい、それじゃまとめに入りましょうー！
こら。
――まとめタイム――
魔法っていいよねー。やっぱり女の子は魔女っ子に一度は憧れるよね。
宿題は全部ゴミ箱に捨てちゃったりしたよね。
それだけ聞くとただの不良ね……
先輩って結構アウトローな雰囲気あるよね。
そ、そんなことないよー！ 普通の女の子でしたー！
スト2だと誰が好き？
エドモンド本田！
アウトローだわぁ……
そこはザンギエフよね。
え、普通にT・ホークじゃないの？
T・ホークはスーパーからの追加キャラだから無しですよー！
マジか！ そしたらザンギエフかなぁ。
やっぱりそうよね！
いやいや、おかしいですってー。日本人ならエドモンド本田ですよー。
またはブランカ。
ブランカ！ いいわね。
ブランカなら許そう。
よかったー！
ではブランカ話に一段落付いたところで、さっき浮かんだアイデアを聞いてもらえるかな？
どうしたの？
恋美ちゃんは漫画が好きで、芸夢先輩はゲームが好きじゃない？
そだねー。
だからその内、別枠ってことで二人のコーナーも作れないかなって思ったの。
恋美ちゃんの漫画紹介コーナーとか、芸夢先輩のゲームコーナーみたいな。
あー、やる分には構わないし面白そうなんだけど、かなり偏るわよ？
あはは、私も多分凄く偏った紹介になると思う。
そこら辺は私も同じだから問題ないない！
まぁ今すぐってわけじゃないしちょっと考えておいてよ。
わかったわ。
うー、不安だけど頑張ってみるね。
じゃあそろそろ次回予告クイズをしようと思うんだけど、次回はちょっとグロい奴やるね。
了解したわ。そしたら私は休んで別の映画でも観てみることにするわ。
じゃあ次回は二人でやるんだねー。
頑張ろー！
おー！
では次回予告クイズ。ヒントは『豪華客船』『B級映画』『お次はなんだ？』の3つでどうでしょう。
わかる人はすぐにわかっちゃうと思います！
ではまた次回！ さらば！
