31:韓国から超ド級の傑作ゾンビ映画が出た!『新感染 ファイナル・エクスプレス』

文字数 4,314文字

お前らぁぁぁ! ゾンビ映画を観てるかぁぁぁぁぁ!!!
最近、あまり観てないわ。
そうなんだよねぇ……
あはは……私もあんまり。
ま、久々の更新なんでね。ふわーっとした感じでやっていきましょう! ぶい!
本当、久々ね。前回から2ヶ月半も経っているわ。
なんかねー、もう映画自体をあんまり観れてなくてねぇ。

この前も待望の『SING』をレンタルしたのに、そのまま観ずに返却しちゃったよ。

今度もっかい借りてこないと。

私はモアナ観たよ。『モアナと伝説の海』。
お、海のマッドマックスって言われてるやつだね。
どうだったの?
『マッドマックス』っぽかったのは一部だけかな。ちゃんとディズニー映画らしく明るくて面白かったよ。
ほうほう、それじゃ今度『SING』と一緒に借りてこよっと。
今度はちゃんと観ないとね。
お金がもったいないものね。
高校生には死活問題っす……!
で、今日はゾンビ映画なの?
エスパーッ!?
いや、冒頭であんなに叫んでたら誰でもわかるわ。
わ、わたし全然わからなかった……
えぇー……
そういうわけで今回は『新感染 ファイナル・エクスプレス』を紹介するよ!

現在劇場公開中の新作映画だ!

………って、あぁ! スプラッタ映画なのに恋美ちゃんがいる!!
うわぁぁぁぁ、本当だー!!
今更ね……。
説明しよう! 恋美ちゃんはスプラッタ映画が苦手なので、この手の映画紹介の時はいつも不参加ガールだったのである!
不参加ガールって何よ。

まあ、あれよ。私もいつまでもハブられてるのが癪だから、この2ヶ月半で少し特訓してきたのよ。

特訓とな!?
幾つかココで紹介してきたスプラッタ映画を観てみたのよ。

まぁ、思ったより普通に観れたわ。食わず嫌いしてたのかもね。

う゛ぉおおおお! 恋美ちゃぁぁぁぁん!!
ちょ、くっつかないでよ。なんで泣いてるの。
今まで寂しい思いさせてごめんねぇ……! これからは一緒に臓物パーティーしようねぇぇぇ!!
不穏すぎるわよ、そのパーティー。
ええ話やなぁ……
もう、わかったからそろそろ映画の紹介に入りましょうよ。

一体どんな映画なの?

え? あ、うん。それじゃ予告編(You Tube)置いとくね。あとついでに公式サイトも。
雑……!
詳しくは次のあらすじで紹介するよ!
――あらすじ――
主人公・ソグは、家庭よりも仕事を優先させる典型的な仕事人間。そのせいで奥さんとは離婚し、幼い娘・スアンをどっちが引き取るかで揉めている真っ最中。
仕事で頑張れば家族の為にお金が稼げるけど、その分家族と過ごす時間がなくなるのよね。
「仕事と私、どっちが大切なの!?」って言われても困るよね。

スアンは今はソグの所に居るんだけど、翌日に迎える誕生日に母親の居る"プサン"という場所に行きたいと言い出すんだ。

ソグはスアンにあまり構ってあげていない引け目もあって、なんとか仕事の合間を縫ってスアンと一緒に特急列車でプサンまで行くことを決める。

お父さんとしては、娘がどっちを選ぶかの瀬戸際だし、なんとか良いところ見せたいわよね。
……そして誕生日当日。ソグとスアンは、まだ日も昇らない早朝の内に駅へ向かうんだ。でもその途中で大量の消防車やパトカーが走る場面に遭遇するの。

見れば、遠くでビルが爆発していて、二人の車の所にまで灰が飛んできている。

異変の前兆が……!
不穏な空気を感じつつも、二人は列車へと乗り込む。

そしていよいよ発車というその時! 1人の女性客が滑り込みで乗車する!

ま、大方の予想通り、この女性客は明らかに様子がおかしく、やがて突然凶暴化して人々に襲いかかるようになるんだ。
それがゾンビなのね。
まぁ、厳密に言うとゾンビではないのかもしれないけど……まぁ特徴は完璧にゾンビだね。

噛まれるとすぐに感染するから、爆発的にゾンビが増えていくんだ。

ゲームの『ラスト・オブ・アス』みたいな感じかな。
映画なら『28日後』みたいなタイプだね。
さぁ、すでに列車は発車している。

高速で移動する特急列車という密室で、ソグとスアン親子の生き残りをかけた戦いが始まる……!

と、まぁ。新作映画なんであらすじはザックリこんな感じで終わらせておきます。
――『新感染 ファイナル・エクスプレス』の魅力――
この映画は! 魅力しかない!!!
いきなりね。
ゾンビ映画としての魅力がたっぷりってことー?
いんや、ゾンビ映画としても素晴らしいけど、それ以外の魅力も盛り沢山なの!

特に「ゾンビ映画」「人間ドラマ」の2つが綺麗に重なり合っていてね、私はこの映画を観てノータイムでここで紹介することを決めたわ。

おおー!
まず、ゾンビ映画としての魅力だけど。

全力疾走するタイプのゾンビが、列車という直線的な密室の中でひしめき合っている恐怖がすごいんだ。

特に今作のゾンビは人の姿があるや否や、互いが互いを押しのけあいながら我先にと襲い掛かってくる異常さが際立っていてね。

それ故に生まれる「今にもゾンビに見つかるかもしれない……」という緊迫感は、観ていて口が乾くほどだったよ。

そんな状況だと、一回見つかったら全滅しそうな気もするけど……
そこは特急列車というギミックを上手に使うんだよー! このあたりは実際に観てからのお楽しみね。
人間ドラマはー?
えっと、まず単純にソグとスアンの『親子関係』の変化が一番の見どころだね。

最初に言った通り仕事人間のソグは、スアンと上手く交流ができずにいるんだけど、ゾンビパニックの中で様々な出会いもあり、徐々に接し方も変化していくんだ。

あと、主人公親子以外にも魅力的な登場人物がたくさん出てくるんだ。

妊娠中の妻とその旦那。仲良し老婆2人組。高校野球チーム。ホームレスなどなど。

彼らそれぞれに明確な役割があるし、それぞれでゾンビ発生に対する心構えが異なっている。そこから生まれる展開も凄く良いんだよ。

その登場人物達が、「様々な出会い」ってことかしら。
そういうことだね。
ぶっちゃけ、こういう大規模災害時のスタンスを大きく二分すると「自分を優先するか」「他人を助けるか」だと思うんだけど、

仮に恋美ちゃんと芸夢先輩がゾンビパニックに巻き込まれたらどっちの考えで動く?

………即答は無理ね。余裕があれば手の届く範囲で誰かを助けられれば良いとは思うけど、その時にならないとわからないわ。
私もおんなじかなぁ。綺麗事ならいくらでも言えるけど、いざその時になったら怖くて動けなくなっちゃうかも。
まぁ先輩はもう幽霊ですけどね。
はっ!? そうだった!!
まぁ、そうだよねー。

ただこの作品だと、実際にその状況に置かれているわけで、みんなが「自分優先」か「他人を助けるか」に従って動くわけなんだ。

多分、この監督さんはあえてそこを明確に描写してると思う。

で、実際はこのスタンスに答えなんて無い

そりゃスクリーンを隔てて考えれば他人を助ける方がカッコいいし感動的だけど、それで自分の命が助かるのかどうかは別。

そうだよねぇ。
あんまり言うとネタバレになるから言えないけど、やっぱり「ムカつくなーこいつ」って思うような行動指針のキャラクターも出てくるわけ。

でも、実際はその人物を批難することはできないのかなぁ、なんてことも考えさせられるんだ。

なるほど、映子はそれを「映画を観ながら考えさせられていた」わけね。

確かに人間ドラマとしても上手く描かれている作品みたいだわ。

でしょでしょ。ほんとオススメなんだから!
あ、私の推しキャラは『妊婦の旦那さん』ね。

作中屈指の戦闘力を持っていて、予告編の1分14秒くらいからゾンビにキックしたり、天井にぶん投げたりしてる人。

多分人気投票したら圧勝するんじゃないかな。

あ、凄く観たくなった。
マジおすすめ。
――まとめタイム――
いやー、細かく語りたいことはいっぱいあるんだけど、一旦こんな感じかなぁ。

ホントは「韓国が舞台だから銃が殆ど出てこないのも面白い」とか広げたかった。

ちょっと尺が伸びてきたものね。
まぁ、まだまだ絶賛公開中の映画だからネタバレに気をつけないとね。

いやー、こういうのは緊張するわー。

………ネタバレと言えばさー!!
どうしたの?
私、最近『ドラクエ11』遊んでるの! 超面白いんだけどね!!
You Tubeを開くと出てくる動画のサムネイル(小さい画像)に裏ボスの画像を載せてる人は何を考えているのか聞いてみたい!!!
あー……居るよね……
そうなの?
そうなんだよ! しかも発売して一週間も経ってないくらいだったんだよ!?

動画のタイトルに【ネタバレ】なんて書いてあったって、画像が目に入ったら意味ないじゃん!!

まだまだストーリーを楽しみながら遊んでる途中だったのにさー。ちらっと見えちゃってさー。

必死に頭から記憶を消したんだからね!!

ていうか、裏ボスに限らずネタバレをパッと見でわかるように配置するのは酷いよね。

さすがに発売から何年も経ってるようなら許容範囲かなって思うけども。

まぁ、でもそれってモラルの問題よね。
そうでもしなきゃ再生数稼げないのかもしれないけどさ、それで楽しんでるプレイヤーに迷惑かけないでほしいよ。

さっきの「自己優先」の話じゃないけどね。

「おもいが!」は頑張ってネタバレに配慮しているのでご心配なく! 多分!

少なくとも映画の魅力を損なうようなネタは書いてません! 多分!

自信のなさが不安になるわぁ。
いや、だってその辺りって判断つかないし。

まぁでも頑張ってるよ私も。うん。

って、なんかごめんね。まとめタイムを愚痴吐き場にしちゃった。
別にいいんでない? いつも関係ない話すること多いし。
まぁそろそろ締めないといけないし、簡単にまとめちゃったらどう?
ふたりともありがとー。
ということで、久々の『おもいが!』いかがだったでしょうか!

シーズン4の一発目ということだけど、多分いつもと変わらない感じだったと思います!

そもそも劇場公開中の映画を紹介するのは一番最初の『キングコング』『パッセンジャー』『ゴーストインザシェル』以来なんだよね。基本はレンタル中の映画ばっかり。
そういえばそうね。
ま、何度も言うけど『新感染 ファイナル・エクスプレス』は本当に、ほんっっっとおーにオススメなので、お近くの劇場でやってたらぜひとも御覧くださいな!
今シーズンって次回予告クイズやるの?
あー、状況によるけど今回は無しかな。とりあえず次回の映画決まってないし。

ただ結構評判の映画は幾つか借りたから、観て面白かったら紹介するよ。

了解ー。
ほい、それじゃそろそろ終わりにしましょう!

今シーズン最初の締めセリフを飾るのはぁぁぁぁぁ……恋美ちゃん!

ひゅーひゅー!
久々だと緊張するわ………こほん。
それでは、また次回もお会いしましょう。

ハッピー映画ライフ!

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登場人物紹介

名前:映子(えいこ)

映画好きな女子高生。
「ホラー映画大好き! だけどスプラッタ系が専門。
 だって和ホラーは怖いんだもん……」

名前:恋美(こみ)

映子の同級生で親友。映子ほどは映画を観なくて、どちらかというと漫画を読むのが趣味。でも変な映画を知ってたりする。
「特に好きなジャンルとかは無いけど、比較的ラブコメとか好みね」

名前:芸夢(げいむ)

突然現れた高校3年生。映子たちの先輩。
実は幽霊だけど、特に設定が活かされることはない。
ゲームが好きで、映画知識は恋美ちゃん以上映子ちゃん未満。
「映画はあんまり詳しくないけどがんばりまーす! 応援してねー!」

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