14:誰かがゴールするまでは決して終わらない『ジュマンジ』
文字数 3,358文字
では早速前回の「ハッピ映画ライフ―!」について解説してもらいましょうか?
それで、どうしていきなり決めゼリフを入れてきたの?
いやさー、何か決めゼリフがほしいってずっと考えてたんだけど
良いのが思いつかなかったんだよね。
とりあえずその場で思いついたのを言ってみたってだけだよ。
スルーされると思ってたのに、まさかこんなに驚かれるとは
思わなかったよ。
せめて一言相談してほしかったわね。
私達も今後使っていくってことでしょ?
……まぁ、確かに印象的な決めゼリフが欲しいのは事実だし、
他に良いワードが思いつくまで使ってみるのも
いいかもしれないわね。
あまり映画と関係ない話で尺を取るのも悪い気がするだけよ。
まぁ確かにそうだね。
それじゃ決めゼリフは仮決定ってことにして、本題に入ろうか。
はーい!
今日は『ジュマンジ』って映画についてだねー。
うん、そうなんだけどね……
……まずは1つ謝らなければいけないことがあります……
……なんか今日……
『ジュマンジ』がAbemaTVで放送してたらしい……
えー!! また前回の『ザ・グリード』みたいに
終わったあとに紹介するのー!?
しょうがないじゃんー! 本当に知らなかったんだもん!
私だってめっちゃビックリだよ!!
……まぁ、映子の無計画さは今に始まったことじゃないし、
終わってしまったものは仕方ないわ。
いつも通りに紹介していくことにしましょう。
むぐぐぐ…………
こうなったらめっちゃ面白い紹介をして株を取り戻さねば!
目指せ汚名挽回ッ!
さて、二人は『ジュマンジ』は知ってるかな?
結構有名な映画だと思うんだけど。
なるほどなるほど。
簡単に言うと「イベントが現実に起こるボードゲーム」の話だよ。
※たぶん個人があげてる動画です。ごめんなさい。
そうそう。それが『ジュマンジ』の不思議な力なんだ。
では概要がわかった所であらすじ紹介いくね。
まず主人公の
アランは靴工場を経営する父を持つ
名家の生まれだけど、いじめられっ子なんだ。大体小学生くらい。
その日、いつものようにいじめっ子にやられたアランは、
工事現場から太鼓の音が聞こえてくることに気がついた。
そして土の中に埋められていた
『JUMANJI』
と書かれたボードゲームを見つけてしまうんだ。
自宅に戻ったアランは、
家を訪ねてきた友人・
サラと一緒にジュマンジを遊び始めた。
ところが「誰かが5か8を出すまでジャングルで待つ」という
イベントを出したことで、アランはボードゲームの中へと
吸い込まれてしまうの。
驚いたサラはそのままゲームを置いて家から逃げ出してしまい……
26年ー!!? アランは、アランはどうなったの!!
26年後、かつてアランが住んでいた家に
ジュディとピーターという姉弟が引っ越してきた。
二人はやがてどこからともなく聞こえてくる
太鼓の音を頼りに、
屋根裏に置いてあった古びたボードゲームを見つけたのだった……
……ってところで切らせて頂きます。いかがでしょうか?
いやー、どこまで言おうか迷ったんだけど、
この先まで言っちゃうとキリが悪くて……
願ったり叶ったりじゃないですか?
面白い映画を観てもらうのが一番の目的なのですし。
ちなみに私は大体思い出しましたけどね。
続きもわかります。
あ、でも一つだけ。
アランは主人公だし、ちゃんと帰ってくるよ!
まぁあとは『ジュマンジ』ならレンタルとかで
問題なく置いてあると思うし、今度借りてきてあげるよ。
この映画は肝心のボードゲーム部分以外にも
楽しめる設定がいっぱいあるんだけど、
特にアランとジュディ達の間で
26年あいているっていうのが一番好きなんだ。
タイムトラベル系の映画を例にあげると、過去にしろ未来にしろ
自分のよく知っている町並みが、自分の知らない景色に
変わっている。だけど間違いなく見覚えがある……
ていう展開があると思うんだけど。
すっごい微妙なのよ……わかるようでわからないわね。
と、とにかく、なんやかんやで26年の時を経て
アランは帰って来るわけだけど、そこで待っていたのは
子供から大人になるにつれて享受すべき人生を
全て失ったという事実だけだったんだね……
単純に
「ジュマンジという不可思議なボードゲームが巻き起こす騒動」
ってだけじゃなくて、
そういう寂しさとか家族愛なんかが綺麗に盛り込まれてるんだ。
だからこの映画は大人も子供も楽しめるいい作品なんだよね。
確かに、昔見た時も子供ながらに楽しめた覚えがあるわ。
まーあと、私が主役の
ロビン・ウィリアムズさんのことを
好きだっていうのもあるんだけどね。
小学生の頃とかこの人の主演映画をよく観てたよ。
んー、よく覚えてるのは
大人になったピーター・パンの話『フック』
人間に憧れたアンドロイドの話
『アンドリューNDR114』凄い弾力のある未知の生物が出る『フラバー』
あたりかなぁ。
あとは
『ジャック』っていう通常の4倍の速さで
成長しちゃう子供の話もあるんだけど、
この映画と、トム・ハンクス主演の『ビッグ』って作品が
私のなかでごっちゃになっちゃってるんだよね。
それは多分誰も共感してくれない悩みなのでしょうね。
ちなみに前回の
『ザ・グリード』や、
シーズン1で紹介した『BTTF』あたりの映画って
吹き替えの印象が凄く強いんだよね
※BTTF=バック・トゥ・ザ・フューチャー
調べて見たところ、私は「テレ朝版」をよく覚えてるみたい。
他にもフジテレビ版とかDVDとかたくさんあるっぽいよ。
あー、ポポロクロイス物語も1と2で声が変わったけど
そんな感じかな?
さて、今日はかなりいい感じで紹介できたと思うけどどうかな?
良かったと思うわ。
ご褒美としてこの"汚名"を返してあげましょう。
だーめ。
汚名だってちゃんと受け入れてあげないと泣いちゃうよ?
そういえば今日ジュマンジのことを調べてたら
リメイクだかリブートだかの噂を見かけたよ。
タイムリーだね。
リメイクはオリジナル版を作り直した作品。
リブートはオリジナル版を元に別物として再スタートした作品。
後者は最近だと『スパイダーマン』なんかが顕著だね。
リメイクって元の良さが失われることもあって、
納得できない点が多かったりするんだよねー。
リメイクだとどうしてもオリジナル版のファンは
厳しい目で観るから辛いところだね。
ヒントはこちら! じゃじゃん!
『テレビ中継』
『こんにちは、こんばんは、そして、おやすみなさい』
知ってる人は知ってるけど、
確かに恋美ちゃんとかはわかんないかも。
ほいでは次回をお楽しみにー。
今日は恋美ちゃんが決めゼリフよろ!
いきなりだと照れるわね。
えっと、は、ハッピー映画ライフー……
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