大胡田とゆみのディナーナイトゥ♡

文字数 4,147文字

そこは10テーブルしかない、約24名くらいしか入らないこじんまりとした落ち着いた雰囲気のレストランだ。



大きな窓からは、ちょっとした中庭が見えて、木々に電飾が飾られていて、日が暮れると
来客者が席に着き、外を眺めると、ほっと出来るような演出がされている。





大胡田「マ、ママさん、今夜は、食事に付き合ってい、い、い、いただきまして、、あり、あり、あり、ありがとうございます、ンゴっ!」


ママ「こんな落ち着いた雰囲気のレストランが近所にあったんですね、、知らなかったわ。大胡田様、やっぱり、営業で色々な所出かけていらっしゃるから、お詳しいですね♡」






大胡田「んっ、あっ、えっ、いえっ、そ、そ、そ
そんなこと、ないんですよぉ汗 ママさんの今日のシフォンの花柄ワンピースとてもお似合いです。、、、ママさん、このホワイトアスパラのポタージュスープ、ママさん気に入って貰えました? 俺はこのスープ好きで、、」


ママ「ありがちゅ。褒めて貰えて、うれすぃ。大胡田たまに会うから、可愛くしてきたのよ♡♡ えぇ♡ これはお家では作れないわねぇ。プロの味よねぇ」



大胡田「よ、よ、よかったぁ汗 気に入って、、貰えまして、、ンゴっ! んはっ、んはっ。」





大胡田「んっ ママさん、、今日はこのあと、近くのホテルの部屋取ってありますから、、そちらで、この前話した、夏のぉ..新作ぅ.. おパンティのご試着を、、と思いまして、、、て、、て、、うっ、あっ、、、」



ママ「いいわよ♡ 履いてみたい! 履いてみたい!•*¨*•.¸¸♬︎」







大胡田「このおパンティの凄いところはですね..
通気性を追求した素材にこだわりまして、、
そ、そ、それでですね、、、、」





•*¨*•.¸¸♬︎ (着信音 Go Go muscle)
大胡田の着信が鳴る





大胡田「おっ! んあっ! ママさん、、すみません汗 ちょっと、電話が、、、失礼します」







ママ「うん♡ いいわよ、どぉど♡」









ピッ







大胡田「はい! 大胡田です!

....えぇ..
えぇ.. はい、はい、んぁっ、あっ、あっ、
はい、、。ガールズコレクション2024の..はい、分かりました、今後ともよろしくお願いいたします、はい、失礼致します、ンゴッ」



ピッ







大胡田「んんッ、ママさんすみませんでした、仕事の電話が、、」




ママ「いいのよ、大胡田様お忙しそうね」







大胡田「それでですね、さっきの話のつづきで、、 夏の新作のおパンティは、通気性を極めた、素材でして、そして、水につけると1時間ほどで、繊維は水に溶けてしまい、極上の開放感を得られるという商品になってます、ンゴッ」



大胡田「えぇ、、あのママさんが開いてくれたみーみーパーティの試着会の頃から、なんとなく忙しくなってきましてね汗 お陰様で、、
今の電話も、僕が営業担当していてやり取りしていた、ガールズコレクション2024の担当者から連絡ありまして、ドリームランジェリーのおパンティを履いて、ロングランウェイをモデルさんが歩いてくれることに決定しまして、、」




ママ「あら、、、すごいじゃない、、!!」



大胡田「いぇ、そんなことないんですよ汗
ママさんのみーみーパーティのお力のおかげですよ汗」






ママ「そんな事ないわよ、、ねぇ♡ 大胡田様、
今日はお祝いね。スパークリングワインでも頼んじゃいましょ!」




大胡田「いいですねぇ、飲みましょう!ンゴっ」





大胡田が、ウエイターを呼ぶ
大胡田「すみません、ワインリストを、、」


ウエイター「かしこまりました、、、どぅぞ」





大胡田「そ、そ、そ、そ、そ、
そうだなぁ。。。 やっぱりイタリアのスパークリングワインを、陽気に飲みたい気分なので、、


この、、フランチャコルタを、ボトルでお願いします」



ウエイター「かしこまりました。」





ママ「あら? 大胡田さま。ワインにもお詳しいのね。」



大胡田「んあっ、、いえ汗 いえ汗、、そ、そ、
そんなことないんですよ、昔、少しかじていた程度で、美味しく食事がしたいというところから、少しだけ、ワインの知識をつけようとおもったんです」




大胡田「フランチャコルタは、北イタリア・ロンバルディア州のフランチャコルタ地方で造られる、最高級スプマンテです。シャンパンと同じ瓶内二次発酵の製法が用いられています。

使用が認められているのは、シャルドネとピノ・ネロ(ピノ・ノワール)、ピノ・ビアンコ、エルバマットの4品種で、生産には厳しい規定が設けられており、18カ月以上の瓶内熟成を経てリリースされ、大事に、大事に、育てられるんです、ンゴッ。


ワイン造りとおパンティ研究は よく似ています。



ワインのボトルの形が様々あるように、ボルドー型、シャンパーニュ型、、
おパンティも、紐パン、紙パン、毛糸、マイクロファイバー、ヒートテック、総レース、Tバック、ありますし、


気候、気温、湿度によって、
様々に、その時々に、似合う品質のものが、
作り出されるわけでして、


奥が深いんです




そういえば、、自社のおパンティに新色のオレンジワイン色という新色が、この夏リリースします。今話題の、オレンジワインです。白ぶどうの皮を取らずに搾取し、白ワインにほんのりオレンジ色をつけるという製法で、そうだな、、ロゼワインの逆ということです。ぜひこの、オレンジワイン色のおパンティも、今日持ってきたので、試して欲しくて、、、んはあっ、、んはあっ、、、すみません、、、興奮してしまって、、、喋りすぎましたね、、」








ママ「いいのよ、大胡田たまのお話、たのすぃわ♡♡♡♡ 飲みましょ♡♡ かんぱ~い!!!」












ママ「ねぇ、おおごだたま♡♡ 今度のみーみーパーティ何やったらいいかしら?♡♡
一緒に考えてくださらない?♡♡ (ほろ酔いママ)」





大胡田「そうですねぇ、、、、
赤ちゃん筋トレなんて、、どうでしょうか?」


ママ「いいわね!たのすぃそう♡♡
ばぶたん達が、腕立て伏せ、腹筋、スクワットを
やっちゃう♡♡っていうの。いいわ!♡♡」




ばぶたん達のちょっとぽっちゃりしてるお腹を鍛えるの。いいわよぉ~♡♡それにしましょう!今度は!」






ワチャワチャ、、、






ガヤガヤ、、、、













☪︎*·̩͙


















帰り道





何もない所で、つまずき、よろける
ほろ酔いのママ







ママ「あっあ~~~~~~~~~~ん♡♡」









抱きとめる大胡田
大胡田「大丈夫ですか? 汗 (低い渋めの声)」






見つめ合うふたり








キスする大胡田







ママ「大胡田たま.... はぁん♡」






大胡田「ママさん、、ゆみさんって呼んでいいですか?」






ママ「いいわよ♡」








大胡田「ゆみさん、、」





ママ「はい」






大胡田「この前ゆみさんのお店であった男の人、、」






ママ「あー、、あの人ね、、
あまり人には言ってないんだけど、
大胡田様には正直に話すわ

わたすぃ 時々あの人の家に行って、
一緒に住んでいるのよ」








なっなっ なっなっ ナヌッ!

うぅっ、、、ううぅっ、、、、、



おぉっ、、、おおぉぉぉお.........





かなり動揺し、うろたえる大胡田








そして、大胡田の恋の闘争心の火は、
これまで以上に大きくなった。








大胡田『今度、俺の家にも遊びに来てください。
おれ、、、ゆみさんのこと、、』







ママ「大胡田たま、わたすぃね、結婚もかんがえていないし、特定の彼氏は作らないでいるのよ。それをわかっていてね。」







大胡田「はい、、いいんです、ゆみさんが近くにいてくれるなら」






大胡田が今度は強めにママを抱きしめる
呼吸しずらいほどに。







ママ「大胡田たま、、、
ちょっとくるちい、、、笑」





























そこに一人の女の声が聞こえた。


女「大胡田さま♬.*゚?」



ママが女の声がする方を見る。
そこに立っているのは、髪型は夜会巻きを綺麗にセットされた、白色の品ある着物に身を包んだ
美人が立っていた。






女「たまたまそこを通り掛かったら、
大胡田様に似た人がいるなぁって、、
やっぱり、大胡田様だったわ(*´˘`*)

また近々、試着の日を決められたら、
嬉しいです。この前はカスケードでお茶してから、ホテルの一室で試着できたから、またあのコースがしたいわ」







ママが小声で大胡田に話す。

ママ「大胡田様、大事なお得意様なようだから、私はそろそろ失礼するわよ、ねっ、その方が良さそう(*´˘`*)」





大胡田「いや、いいんですよ汗 ママさん。
ま、ま、まだ一緒にいてください!んはっ。 」





その女がママの方をじーっと見つめる。





ママは小さく会釈をする





その女もママに会釈する





女「ごめんなさいね。デート中だったわね。
お邪魔してしまって、ごめんなさい。」





ママ「いいえ、気になさらないで、大丈夫ですわよ。 」





女「私は、しのと申します。 そこの繁華街で、
フローラって店のママをしてます。よろしくどうぞ。」




ママ「しのさん、わたすぃのほうこそ、どうぞよろしくお頼み申し上げ候う。 わたしは、ゆみよ。 近くでスナックをしてるの」




しの「あら?同業者?(笑)」




ママ「そのようね(笑)」









かわいいふたりの会話をそばでみている大胡田。




大胡田「うーーーん、この2人、お揃の色違いおパンティを履かせたら、お似合いになりそうだなぁ~、、、、ハァーン。ぽわわわわあーん。」





ママさんは、ピンクで
しのさんは、白。





良い





良い












んはっ んはっ (鼻息荒くなる)






絶対にお似合いだ!











しの「大胡田様、 大胡田様、さっきから呼んでるんだけど、ぽぉー〜として、お返事がありませんわね。そろそろ私失礼します。またお会い出来る日を楽しみにしています。お店の方にも顔を出してくださいね。お店の女の子達も、下着欲しいって言っていたわ。それでは」







大胡田「んあっ、はい! また遊びに行かせてもらいます!ンゴっ」





しの「失礼します。今度、ゆみさんのところに
遊びに行こうかしら?(*´˘`*)」


ママ「えぇ。ぜひいらしてね。なにもお構いできないけれど汗 狭い店なのよ。笑 でもくつろいでもらえるといいですわ」


しの「はい。是非。(*´˘`*)。それじゃ、また」






しのが、しとやかに踵を返すと静々と、銀杏並木通りの道を歩いていった。













ママ「大胡田たま、おモテになるわねぇ。。
ねぇ♡ねぇ♡ それじゃ、、大胡田たま、そろそろ、試着会やりに行きましょうよ♡♡」





大胡田「んっ、んっ、んっ、、んごっ!!!」








大胡田の興奮が ついにピーク一歩手前だ。








つづく
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