高嶺の同僚さん

文字数 136文字

 高嶺の同僚に告白した。

「私、デキる人が好きなの」

 営業成績一位で交際の条件を取り付けた。

 膨大なビジネス書を読み漁り、知識を蓄えた俺は、がむしゃらに働き頂きを極めた。

 だが結果が出ると、高嶺はどうでもよくなっていた。

「私を振るの?」

 仕事が恋人、俺の孤独人生が始まった。
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