迫られる決断~バス停での恋模様~

文字数 139文字

 俺はいま重大な決断を迫られている。
 ベンチを後にするかしないか。
 夕刻の薄暗さに気づかず腰を下ろせば、隣はまさかの想い人。
 決断は迅速に。
 だが、ふわっと香る彼女の香水が俺の決意を挫く。
 次のバスまでと俺は自分に褒美を与える。
 ふいに彼女と肩が触れる。
 これは極上のご褒美だ。
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