こころの目覚め

文字数 139文字

 あざがない日は無かった。

 私は親のストレス解消の道具だった。

 なんのために私は生まれたのか。

 そんな心が壊れる環境から、彼が救ってくれた。

 もう親と会うことはない。

 でも生きる意味はまだわからない。

 やがて、彼の子を授かった。

 懸命に私の指を握ってる。

 私、生きなきゃ駄目だ。

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