姪よ、笑っておくれ

文字数 138文字

 事故で両親を失った姪を引きとった。

 独身の俺は不安だったが、伏せっている姪を不馴れな料理で励ます。

 徐々に姪は笑うようになった。


 半年程して姪が深夜に帰宅し叱った。

 フォローしようと、部屋にケーキを持って行くと話し声がした。

「せっかく事故に偽装したのに、叔父がマジうざい」 

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