絶対絶命

文字数 137文字

 絶体絶命。

 つり橋の板が壊れた。

 落ちる俺を彼女がつかむ。

「助けて!」

「こんな時だけどさ、香とどこに行ったの?」

「そんなこと、今はいいだろ!」

「そう、さよなら」

 パッと手がひらき、俺は谷底へ。


 夢だった。

 安心も束の間。

 枕元で彼女が証拠写真を携え仁王立ち。

 絶対…絶命…
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み