愛と怒

文字数 139文字

 温もりが欲しい。
 今年もこたつを愛でる季節が到来した。
 足元から頭の先まで、じんわりと熱が伝わる。
 この至福のひとときには、ホットミルクも目ではない。
 ふいに眼前5cmの距離に、地を踏む逞しい筋肉の塊。
 次はお尻に衝撃。
「んにゃ~、おまえら俺が中にいるにゃ~」
 猫は激怒にゃ。
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