社畜はコンビニで活力を得る

文字数 138文字

 師走を迎え、日を追うごとに靴を脱ぐ時間が遅くなる。
 真っ暗な部屋にただいまの声が孤独に響く。
 明かりを灯し、コンビニ弁当をレンジへ放る。
「今日もお疲れ様でした」
 レジの女性の言葉が脳裏を過る。
 弁当の熱さより、その一言が温かい。
 彼女の言葉を胸にまた俺は明日への活力を得る。
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