1982 体罰が当たり前だった

文字数 603文字


小学校5、6年の時の担任は当時20代前半で若い人でしたが、
ちょっと変な人でした。

見た目もだけど、中身も。

教科書を朗読していると感情が入りすぎるのか何なのか、
だんだんとエキサイトして怒鳴り散らしながら朗読して、
みんなドン引きしていました。

いつもジャージのズボンのポケットにタオルを詰め込んでいて、
ズボンがぼこっと膨らんでダサかった。

そして湿布臭かった。

新聞紙を棒状に丸めてビニールテープで補強したものを持っていて、
悪さをしたり忘れ物をした子がいればそれでお尻を叩いていました。

朝礼に遅れた女子全員を一列に並ばせて
端からビンタとかもありました。

極め付けは、50メートル走のタイムを測っていた時に、
私と一緒に走った女の子がゴール手前で少し気を抜いたのが、
気に食わなかったのか、いきなり怒鳴り散らし、
その女の子を突き飛ばして蹴ったりしていました。

私は怖すぎて何もできず固まってしまい、
その女の子は泣いていました。

さすがに担任のこれまでの言動は保護者会でも取り上げられ、
釘を刺された事で、大人しくはなりましたが、
今だったら大問題だと思います。

でもどこでも大なり小なりこういう事はあった時代でした。

部活とかも体育会系の所は体罰は普通でした。

部活に入っていませんでしたが、
体罰とかが厳しそうで躊躇した部分もあります。

悪い事をした時の体罰は、全てが悪いとは思いませんが、
部活で士気を高めるための体罰は違うような気がします。

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