1972 浅間山荘事件

文字数 482文字

私が生まれて二年後、有名な浅間山荘事件があり、
連日テレビ中継が行われ、私の母親も
「あんたを抱っこしながらテレビに釘付けだった」と
今だに事あるごとに話をします。

私は記憶にないですが、
当時の人々はこの事件は相当衝撃的だったようです。

私が生まれてから4歳くらいまではアパートで生活していました。

玄関を入るとすぐ台所があり、
6畳くらいの部屋が縦に二間続いた縦長の部屋でした。

このアパートは親戚がオーナーの物件だったらしいのですが、
アパート内で電話があるのはうちだけで、
他の部屋の人がよく借りに来ていたそうです。

トイレはありましたが、
お風呂は無く、銭湯に行っていました。

うっすら記憶があるのですが、
銭湯の長椅子の背もたれに登って頭からひっくり返り、
両親が慌てていたのを思い出します。

アパートの二階に住んでいましたが、
数件隣の部屋に同い年の女の子がいて、仲良くしていました。

何故かその子とはアパートを出てからも年賀状のやりとりをしていて、
それは今でも続いています。

大人になってから彼女と会いましたが、
それまで年賀状のやりとりだけで繋がってたって
我ながらすごいなと思っています。

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